【Rusty Lake】Cube Escape: Paradoxの考察 【ネタバレ】

2022/07/02 0

Others Rusty Lake シリーズ


このゲーム面白すぎるからネタバレありで考察したい!考察シリーズ第5弾!
今回は13作目の『Cube Escape: Paradox』について。

【⚠ネタバレ注意】
この記事は『Cube Escapes』『Rusty Lake』シリーズと派生作品のネタバレ全開です!未プレイの方は読まないでください!プレイ後に読んでいただければと思います。
ネタバレなしで作品を紹介する記事もありますので、よろしければご覧ください。

私の憶測を含めた考察ですのでご了承ください。

時系列はいつ?

いつ起きた出来事か予想するのが難しいです。前作は主人公がエレベーターで移動中だったのに、今作はいきなり密室に閉じ込められており、流れがぶっつりと切れております。
海外コミュニティを調べたところ、2つの説に分かれているようです。
①『Birthday』『Theatre』の後に起きた事
②『The Cave』の湖底の白キューブハウスでローラとデールが機械に繋がれた時、デールの脳内で起きた事

最初は①だと思ってプレイしていたのですが、シークレットまで全てプレイしてみたら②の方なんだと思い直しました。すごいシナリオ!
私は②の方だと予想しています。

主な登場人物について

デール・ヴァンダーミーア

今作の主人公。ローラ殺人事件を担当する刑事。41歳。
現場から遺体が消えるなど奇妙な出来事に見舞われて以来、ローラ事件にのめり込む。事件の謎を追ううちに、わけも分からずラスティレイクに連れてこられてしまう。
現在はラスティレイクの底で機械に繋がれている。
今作から顔グラフィックが変更された。

女性/ローラ・ヴァンダーブーム

不可解な死を遂げた女性。オウムのハーヴィーと暮らしていた。
ミスター・アウルとミスター・クロウによって遺体からキューブを抽出される。黒キューブを抽出された影響で堕落した魂と化す。
現在はラスティレイクの底で、デールと同じく機械に繋がれている。
前世は不老不死の薬を作った最後の錬金術師ウィリアム・ヴァンダーブームだった。

ミスター・クロウ

ミスター・アウルに協力している老人。本名はオルダス・ヴァンダーブーム。
兄ウィリアムが作った不老不死の薬を飲んで半人半カラスになった。
昔は錬金術師、現在は水車小屋の管理人とかバーテンダーとか色々やっている。今作ではカウンセラーとして登場する(第二章)

ミスター・アウル(第二章に登場)

湖の支配者的存在。
元々はパラダイス島出身のジェイコブ・エイランダーという青年だった。不老不死の薬を研究していた母キャロラインに導かれ、ジェイコブはミスター・アウルに生まれ変わった。
197年くらい生き続けているが、自分に残された時間は少ないと考えており、デールを後継者にしようと計画している。

D・エイランダー(第二章に登場)

デール9歳の誕生日パーティーに現れたマジシャン。ウサギ人間。
他の作品に「ミスター・ラビット」というウサギ人間が登場しているが、同一人物かは不明。
正体は謎に包まれている。謎については『Birthday』の記事にも書きました!

エンディングについて

『Paradox』のエンディングは4種類あります。赤瓶エンド、青瓶エンド、緑瓶エンド、シークレット(金キューブ)エンドです。
他の作品と同じく、シークレットエンドが正史なのかなと思います。

第一章:赤のやつ


前作からの流れをぶった切って、いきなり見知らぬ部屋からスタートです。
目覚めて早々、こちらを見つめるローラの姿が一瞬映ります。第一章では終始ローラがこちらを見ています。
デールは生前のローラと会ったことがないので、当然ながら彼女の目を見て会話を交わした記憶など持っていません。それなのにデールの記憶に生前のローラが出てくるのは何故なのか。初見プレイでは分からなかったのですが、全クリ後に時系列を考えてみたら納得しました。

『The Cave』より
現実世界では、湖底の白キューブハウスの中で2人の脳みそが機械に繋がれている状態です。デールはそれに気づいていません。デールの意識は機械の中に閉じ込められており、ローラと自分の記憶の世界を巡り続けています。だからローラが出てくるんですね。
ミスター・アウル達が望む"答え"を探し出さなければ、機械の中から脱出できない状況に置かれています。
(おかげでデールの脳内ぐちゃぐちゃだよ)


そんなわけでデールは状況が分かっていません。肌寒さを感じたので鏡の前で上着を羽織ると、こちらを見つめるローラの姿が映ります。
なぜこんなにローラが出てくるのか混乱したデールは、Case 23(ローラ事件)のファイルを調べ直すことにします。

証拠品ファイルの中にカセットテープが入っていました。聞いてみると、デールがミスター・クロウのカウンセリングを受けていて、夢の話をしている録音でした。奇妙なことに、デールは夢の中で逆さ言葉を話していたと言い、実際に口真似してみせます。逆さ言葉は堕落した魂の喋り方です。デールは無意識のうちに堕落した魂に侵食され始めていることが分かります。
デールはこの世界を何度もループしており、ループの度に自分に宛てたヒントを残していたのです。カウンセリングの録音テープもそうですし、テレビの映像(実写版デールが画面に向かって話すやつ)、ラスティレイクのチラシに残されたメモ「青い瓶ではない、D.」などもそうです。デールはわけのわからない状況の中で、なんとか突破口を見い出そうしています。

電話番号を見つけたのでダイヤルしてみると、カウンセラーのミスター・クロウに繋がりました。
「どうやってここから出るんだ?」と尋ねると、「鍵穴を覗いてみて」と言われます。


鍵穴を覗くと、ローラがこちらを覗き返す。怖っ!!
ニーチェの名言「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ」を思い出したわ!


気を取り直して部屋を調べると、キャロライン・エイランダーの本が見つかります。
キャロラインは輪廻と不老不死の薬について研究していた人物で、ミスター・アウルの母親です。
『Rusty Lake: Paradise』にもこの本が出てきますが、内容は異なっています。
例えば、「一人は死に、もう一つの悟り」のページ、『Paradise』だと火の絵が描かれていますが、今作だと3本の瓶の絵になっています。
『Paradis』はラストの儀式で火に包まれたことを考えると、今作は3本の瓶がラストになりますね。


飢えた魂と書かれたページ。『Paradis』では「前世からの物質の均衡を保つ」とだけ書かれていました。今作では「餓鬼」を意味するサンスクリット語प्रेतが追加され、「前世の魂との調和を図る」と書かれており、不老不死を得る方法がより具体的に記載されています。
堕落した魂とは誰を指しているのでしょうか。状況的にローラだと思いますが、もしかしたらデールも誰かの生まれ変わりなのかもしれません。


地球儀をよく見てみると、地図でした。最初はラスティレイク周辺の地図か!?と思ったのですが、第二章の地図と全然違うんですね。地名をよく見てみましょう。
Roots島からスタート→ローズの海→ダークタウン→堕落した海→Seasonsピーク→ハーヴィー島→小屋→水車小屋→悟りの海→ラスティレイクホテルの前でゴール。
これはローラの人生の軌跡を表しているんですね。


地球儀から取り出したガラスの目を鹿の頭蓋骨にはめ込みます。すると、黒い影が現れてデールを覆い尽くしてしまいます。
目の前が真っ暗になったデールは、自分の脳内に退避して記憶を整理することに集中します。

脳内パズルによると、デールが覚えているのは9歳の誕生日にウサギ人間が来たこと、ローラ事件の現場に行ったこと、劇場に行ったこと、ラスティレイクの小屋に行ったこと。

目を覚ますと、床に血だまりが。どうやらデールは気絶して頭を打ったようです。
血を拭き取ると、床材の下にチラシの切れ端が挟まっているのを見つけます。


ラスティレイクのチラシ「メンタルヘルスと釣り」
あなたの前世の魂との調和を保つお手伝いをします。当社のメンタルヘルスを受ければ、生まれ変わったように感じることをお約束します。
このチラシは『Seasons』でローラの部屋に貼られていたものと同じだと思います。『Seasons』では裏側は読めませんでした。こんな文章が書かれていたんですね。

ちなみに、『Cube Escape: Case 23』の電話番号をダイヤルすると隠し要素。ラスティレイクに繋がります。
未翻訳ですが、「こんにちは、ラスティレイクです」「あなたは救われません」と言われます。あんたは対象外や!自力で何とかしろや!ってことですかね。
やっぱり「メンタルヘルスと釣り」はローラの運命を示しているのでしょうね。


Case 23の資料を集めると、あるヒントが見つかります。ヒントを基に部屋の謎を解き、赤い瓶を見つけ出します。
短編映画だと3本の瓶を見つけるのですが、ゲームだと赤1本しか置かれていないので選択の余地はありません。
赤い瓶を飲んで部屋のカギを吐き出して、いよいよ脱出だー!!


外は霧に包まれていました。誰かに狙われている気配を感じて、先を急ぎます。地面に残る無数の足跡は、何度もループしてここを通ったデール自身のものでしょう。
カラスを追いかけた先でミスター・クロウに会いました。彼は「正しい選択をしましたか?」と言って地図を渡します。正しい選択って何なのさ!!!?


地図を頼りに森林を進み、首のない鹿の死体を見つけます。死体から伸びる血の跡を辿っていくと、途中で血の跡が黒くなり、地面にうずくまる堕落した魂を発見します。
堕落した魂はこちらに襲いかかろうとするので、身体の傷口らしき窪みを押し潰してやると小さくなって消えていきます。それと同時に、誰かに狙われている気配も消えました。


森を抜けるとラスティレイクでした。湖にローラが佇んでいます。彼女の背後から堕落した魂が現れて、彼女の首をナイフで切って消えていきます。彼女は血を流して倒れ、黒キューブが浮かび上がります。


ただ見守ることしかできなかったデール。残された黒キューブをのぞき込むと、先ほどの部屋で自分が長椅子に横たわっている光景が映っていました。

気がつくと、デールはまた同じ部屋にいました。自分が何故ここにいるのか思い出せません。
またループだよ!?

第二章:青のやつ


またしても記憶を失った状態で部屋からスタート。しかし、第一章とは違い、こちらを見つめているのはローラではなく堕落した魂。家具の配置も少し異なっています。"答え"に近づいているから部屋などが微妙に変化しているのかもしれません。これはループを脱出できるかもしれんぞ!?


ラスティレイクのカードを見つけます。表側はヴァンダーブーム家の写真、庭にウィリアムの木が育っています。裏側はラスティレイクTVのチャンネルが記載されていました。
テレビのチャンネルを合わせてみると、薄暗い森林の中にいるミスター・クロウが語りかけてきます。
「精神の奥底を探りなさい」
どうやら第二章はデールの精神がカギみたいです。


ジェイコブ・エイランダー作「精神衛生の原理」という本を見つけます。
デールは心を無にし、過去・現在・未来、そして自分の堕落した魂(トラウマ)と向き合う必要があると示されます。なかなか大変そうです。


心を無にするために脳みそを取り出し、臓器保存の容器に漬けます。他の容器にもゴッホの耳、ミスター・アウルからの心臓、ローラの目を漬けてバランスをとると、容器のラベルが読めるようになります。
ラベルにはこう書かれていました。
これはヴァンダーミーア警部の古い記憶。ストレスと不安でかなりダメージを受けています。詳細はA・ヴァンダーブームまでご連絡ください。

オルダス・ヴァンダーブームに電話をかけます。なぜか今回は本名を名乗るミスター・クロウ先生によると、「新しい脳は近くにあるはずです。前にも探してたじゃないですか」とのことです。
前のループでも脳みそを探していたらしいです。これは何回目なのでしょうか。


地球儀を調べてみると、今回の地図は第一章のそれとは異なっていました。
今回はBirthday島からスタート→ラビットピーク→青春湾→ローラの国→劇場→涙の海→警察署→チャペル→悟りの海を越えてゴール
これはデールの軌跡を表していますね。正しい道筋をたどると新しい脳みそ【現在の記憶】ゲット。


【現在の記憶】を頭に入れると、ミスター・クロウ……いや、オルダス・ヴァンダーブームとご対面。
今の心理状態を彼が診断すると言うので、オエー鳥したコーヒーの染みでロールシャッハテストとかやります。デールは物騒なことばかり連想していて闇を感じます。
心理検査が終わると、新しい脳【過去の記憶】をゲット。


心理検査の結果は「信頼できる精神科に紹介する→ミスターアウルのメンタルヘルス施設&ホテルのチラシ」
不安神経症、アルコール依存症、閉所恐怖症、魚恐怖症を発症しており、9歳の時に経験したトラウマから不安や喪失感に悩んでいる。ローラ殺人事件がトラウマを思い出す引き金になったとのこと。
重度のうつ病やトラウマを抱えてる人の頭の中には黒キューブがあります。ローラやボブがそうでしたし、デールもそうです。頭の中から無理に黒キューブを引き出そうとすると、堕落した魂に侵食されてしまう可能性があります。


【過去の記憶】を頭に入れると、なにやら両親が誕生日を祝ってくれています。
『Birthday』プレイ済みなら、デール9歳の誕生日の記憶だと直ぐ分かります。
両親が「マジシャンのエイランダーさんを呼びなさい」と言うので、D.エイランダーの電話番号にダイヤルします。


ウサギ頭のマジシャンがやってきて、しばらくデールとかくれんぼします。
これまでの作品でDという名のエイランダー家は1人しかいません。ミスター・アウルの弟デビッド・エイランダーです(Rusty Lake: Paradiseに登場)
デビッドはミスター・ラビットに生まれ変わった可能性があります。しかし、ミスター・ラビットは1893年『Rusty Lake: Hotel』で殺害され、堕落した魂になって湖を彷徨っています。デール宅に行くのは不可能です。殺害されたミスター・ラビット、実は別人だったのでしょうか?D・エイランダーは今も生きているのでしょうか?まだこの謎は明かされていません。


かくれんぼが終わると、ウサギ男は両親の頭を撃ち抜くジェスチャーをして消えます。この時の服装に注目してください。デール宅に来た時と違う格好になっています。
このスーツは『Rusty Lake: Roots』に登場したアルバート・ヴァンダーブームが着ていた物と同じです。
実はテレビの隠しチャンネル726に合わせると、アルバートの映像が流れます。隠し要素にもアルバートが出てくるのはなぜ?次回作の主役だから?それともデールの前世に彼が関係してるの?
今後の作品で明らかになるでしょうか。
ともかく、誕生日プレゼントの中から【未来の記憶】をゲットします。

ちなみに、隠しチャンネルはsteamのガイドで知りました。他のチャンネルも面白いのでぜひ!特に551、デールがちょっと笑いそうになってますww


【未来の記憶】を頭に入れると、年老いた白髪のローラとご対面。
彼女は「私達のどちらか1人は死に、1人は悟りを開きます」「正しい判断をしてください」と言います。
死んだはずのローラが年老いた姿で現れるなんて、まるで「本来死ぬ運命だったのはデールなのよ。正してね」と示されてる気がしてきますね。

「1人は死に、1人は悟り」という言葉は作中に何度も出てきますが、これは不老不死を得る方法のことだと思います。
これまで不老不死の薬を飲んだペアのうち、どちらか1人は死に、1人は不老不死を得ました。ウィリアムとオルダス、ジェームズと犬。
永遠の命を得ることが「悟り」で、そのためには犠牲が必要なんだと思います。
ローラとデール、悟りを開くのはどちらなのでしょうか。


再び脳みそを抜くと、ミスター・アウルが出てきます。これまで手に入れた脳みそを彼の頭に入れてやりましょう。
【現在の脳】を入れるとフクロウの姿になり、「自分の堕落した魂を見つけなさい」と言います。
【過去の脳】を入れるとジェイコブになり、「他のものになるには偉大な生贄が必要だった」と話します。ジェイコブは母キャロラインの犠牲によってミスター・アウルに生まれ変わりました。長寿や不老不死を得るには犠牲が必要なのです。
【未来の脳】を入れると魚になり、「私には後継者が必要なんだ」と言います。自分の寿命が近づいているような口ぶりです。来世は魚(畜生道)らしい。


ミスター・アウルに貰った鍵でキャビネットを開けて、青い瓶を見つけます。それを飲むと、デールの身体は堕落した魂に変化してしまいます。
部屋の壁が透けて、外にいる大勢の黒い影が浮き彫りになります。今まで見えていませんでしたが、この部屋は黒い影に囲まれていたのですね。ループの度にデールは無意識のうちに自分の堕落した魂を増殖させていたのでしょう。第一章で森の中にいた堕落した魂もその一部だと思います。


森の中を進むと、至る所でデールの変わり果てた姿を目撃します。そばに堕落した魂の像が落ちています。前のループで失敗したパターンを見せられてる感じ。
途中でミスター・クロウが「やることはわかっているね?」と言ってナイフを渡してきます。し、知らねぇし!!物騒なモノ渡すなや!!


未来のローラは出てきたのに未来のデールは出てこないのか?と思ったら……。白髪の年老いたデールが首を吊っていました。死ぬ運命だったのはデールなのか?プレイヤーも混乱してきます。
鹿の頭をしたデールも出てくるのですが、これも別の未来で半人半獣になったデールかもしれません。

ミスター・アウルは「堕落した魂を見つけろ」と言っていました。自分の堕落した魂と向き合うことが最終テストだそうです。デールは無意識のうちに堕落した魂に侵食され始めています。それを自覚しろってことですかね?


森を抜けて湖に出ると、プレイヤーの意思をよそにナイフを構える堕落した魂。そのままローラの背後に忍び寄り、首を切り裂きます。湖の畔で前のループのデールが目撃しています。
これって視点が変わっただけで第一章と同じじゃないですか。ローラを殺した堕落した魂はデールだったという……。無限ループって怖くね?


やっぱりまた部屋に戻されました。
そういえば、第一章のチラシの裏に「青い瓶じゃない、D.」って書いてありましたよね。青はダメだったじゃん!
(そして実写の短編映画へ)

第一章シークレット:緑のやつ


短編映画を見て謎解きしよう。無料(第一章のみ)でこのボリュームはすごいですね。
アチーブメントを全てそろえると緑の瓶が手に入ります。
それを飲むと、デールは倒れてしまいます。


暗闇の向こうにローラがいますが、いくら走っても辿り着けません。
先述のとおり、現実世界で2人は機械に繋がれているので、デールがいくら彼女に駆け寄ろうとしても辿り着けないのは当然です。しかし本人はそんな記憶ありませんから、彼女に近づこうと必死です。どうやらデールは彼女を救いたいようです。
誰かが語りかけています。「自分を犠牲にするしかない」と。
いくら走っても無理だと分かり、デールは崖から飛び降ります。未来の老ローラが言った「1人は死に、1人は悟り」を言葉通りに受け止めて、1人が犠牲になれば1人は助かると解釈したのだと思います。
デールは自分を犠牲にしてローラを救う選択をしました。


デールが死亡し、彼女の黒キューブが白に浄化されてエンディング。
でも、崖から飛び降りなくてもエンディング迎えるみたい。飛び降りなくてもいいんかーい!
緑の瓶の中身は不老不死の薬だったらしく、飲んだ時点でデールの死は確定していた模様。えぇ……。

第二章シークレット:金のやつ


アチーブメントを全てそろえます。今作はエビ出てこないなぁと思ったらアチーブメントで出てきて安心。


アチーブメント収集の途中、テレビにこんな映像が映りました。ミスター・クロウがデールにナイフを渡して、デールがローラにナイフを突き立てる映像です。
青瓶エンドと違うのは、堕落した魂ではなくデール自身がローラを殺そうとしてるところ。デールが体験したループのうちの1つなのかもしれません。

これまでのデールは、赤を飲んで生きて森から脱出・脱出できず森で死亡・ナイフでローラを殺そうとする・堕落した魂になってローラを殺す・堕落した魂になって森を彷徨い続ける・ローラを救うために犠牲になるなどのパターン。いずれも"正しい選択"ではないのでループから脱出できていません。


アチーブメントを全て収集して謎を解くと、ダイヤモンドの目と金のキューブを見つけます。
ダイアモンドの目を鹿の頭蓋骨にはめ込むと、『Rusty Lake: Hotel』でお馴染みのエレベーターが降りてきます。コウモリのドアマンに金キューブを渡してエンディング。
ループから脱しました!これが真エンドだと思います。

『The Cave』より
現実世界でも金キューブが生成されます。デールはようやく機械から解放されてエレベーターに乗りました(『The Cave』より)
ローラは機械に繋がれたままです。今後、彼女はどうなるのでしょうか!?
(『Seasons』の1981年でも白キューブハウスにいるような感じでしたが)

『Rusty Lake: Paradise』の隠し要素について


『Rusty Lake: Paradise』のシークレットエンド、儀式によってミスター・アウルが誕生する瞬間にローラとデールが現れます。デールの手にはしっかりと金のキューブが握られています。
この時に表示されたシンボルを『Paradox』の金庫に入力すると隠し要素です。シンボルは4つしかないので、最後の1つは総当たりで試しました(どこかにヒントあるのかな?)
フクロウのマスクが手に入るので、それを付けると……。


フクロウマスクの歴代継承者が現れます。儀式で生贄となったキャロラインとジェイコブ。引き継ぐのはデールの役目!?
今後の展開が楽しみです!


  Rusty Lake 考察記事【ネタバレあり】

自己紹介

あおはさきの写真

あおは さき

ストーリー・世界観を楽しむことに重きを置くゆるゲーマー。RPGが大好物。
YouTubeにプレイ動画も投稿中。
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