『ドラゴンエイジ:インクイジション』ストーリーについて③ 邪悪な目と邪悪な心まで【ネタバレ】

2023/01/22 0

Dragon Age Others


『ドラゴンエイジ:インクイジション(Dragon Age: Inquisition)』のストーリーを振り返ろう!第3回。今回は第2章「廃墟から」~「邪悪な目と邪悪な心」まで。

この記事は、本編およびシリーズのネタバレ全開です。ご注意ください!

第1回:プロローグの記事はこちら
第2回:第1章「その心の中に」までの記事はこちら

第2章 1幕:廃墟から

コリーフィウスの目的は、古代テヴィンターの復活と漆黒の都に入ることだと分かりました。しかし、それ以外の情報がありません。
そこへヴァリックがやってきて、「過去にコリーフィウスと会った人物を知ってる」と言います。ただ、複雑な事情があるので、審問官が個人的に会ってほしいそうです。


現れたのは、"カークウォールの英雄"ことホーク。前作の主人公です。引継ぎ内容によって外見などが変わります。
ホークは、前作でコリーフィウスと戦って倒した経験があります。

コリちゃんはグレイ・ウォーデンの監獄に、ホークの父のブラッドマジックで封印されていました。
コリちゃんはダークスポーンなので、穢れをとおして他のダークスポーンを従わせることができます。ダークスポーンの穢れを体内に取り込んでいるグレイ・ウォーデンも同様に従わせることができます。
封印を解くためにホークの血が必要だったコリちゃんは、グレイ・ウォーデンを操ってホークを誘き寄せました。
どっちみち封印が弱まっていたのもあって、ホークは封印を解いてコリちゃんを倒したんですね。
ホーク&ヴァリック「誓ってもいい。コリーフィウスは本当に死んでいた」
プレイヤーだってそう思ってたよ!

ヴァリック「ウォーデン達はコリーフィウスを利用するために捕えたと思ってた。でも、実は殺せなかったからじゃないのか?」
アーチデーモンを倒せるウォーデンをもってしても、コリちゃん倒せないみたいです。どうすりゃいいんだよ。



改めて、ドリアンに挨拶。
ヴェナトリが反乱魔道士の指揮をしていた時、レッドクリフにいたそうです。魔道士ルートだとドリアンと共闘になります。

仲間加入:ドリアン

テヴィンター帝国から来た魔道士。お坊ちゃん育ち。ドリアンを知る賢者曰く「あの男は温室育ちの蘭ですから、寒い場所では萎えてしまうでしょう」という言葉は、ドリアンをよく表しているなぁと思いました。
自分はテヴィンターをディスりまくるけど、他国の人がテヴィンターをディスるのは許せないタイプ。

戦闘では、攻撃型の魔道士・屍術師。
DAOでも強かったコープスボムは、個人的にお気に入りです。
もしヴィヴィが教皇になったら、クリア後に残る魔道士ってドリアンしかいないのかな?

大荒れのカサンドラ

前作1本分もかけて、カサンドラはヴァリックを尋問してホークの居場所を探していました。ホークを見せしめに捕まえようとしていたのではなく、審問会のリーダーになってほしかったからです。それなのに、ヴァリックは今の今ままでホークの居場所を隠していたもんだから、カサンドラ大激怒です。

ヴァリックの口の堅さは好きだけど、カサンドラの気持ちもよく分かります。正直、私もホークがリーダーになってほしかったですよ。アンダースのやらかしの始末、講和会議、レッドリリウム、コリちゃんとの因縁といい、ホークが一番の関係者ですからね。
審問官は、たまたまリーダーに祭り上げられてしまった感が強いんですよね。ホークの方がリーダーっぽいんだけどなぁ。

この後、レリアナが「ふーん。やっぱりヴァリックはホークの居場所を知っていたわけね。もうカサンドラに尋問は頼まないわ」と淡々と言ってて、怖かったです…。

第2章 2幕:ここに眠れる深淵

DA2終了後、ホークは独自にカークウォールの事件を追っていたみたいです。レッド・リリウムの調査を、友人のウォーデン・ストラウドに依頼していましたが、最近は音沙汰がないそうです。
コリちゃんが復活したのであれば、ウォーデンは奴に操られている可能性が高いです。審問会とホークは、急いでストラウドに会います。


嫌な予感とは当たるもので、やはりウォーデンはコリちゃんに操られていました。
ウォーデンはダークスポーンの穢れが進行してグール化してくると、呼び声というか歌が聞こえるようになります。その声が聞こえたら自分の死期が近いと悟り、捨て身で地底回廊に入って1匹でも多くのダークスポーンを狩って死を迎えます。
コリちゃんはその呼び声を真似て、オーレイ中のグレイ・ウォーデンに死が近いと思わせました。

ウォーデンは、ブライトから世界を守る重責と使命感を担っています。アーチデーモンを倒してブライトを止められるのは、ウォーデンだけだからです。
死が近いと感じたウォーデン達は、このままだとブライトを止められる者が1人もいなくなってしまうのではないかと恐怖しました。
その恐怖につけ込んだコリちゃんは、ヴェナトリの賢者エリモンドをウォーデン提督の元に送り込み、未然にブライトを防ぐ方法があるとけしかけました。
その方法とは、ブラッドマジックで悪魔の軍団を作って地底回廊に進軍し、古代神が目覚める前に倒すことです。
古代神が穢されるとアーチデーモンになってブライトが起きるので、その前に古代神を倒せばブライト防げるじゃん!という、無謀とも思える方法です。しかし、切羽詰まったウォーデン提督クラレルは、その方法を実行してしまうんです。
反対したストラウドは追放されて単独行動していましたが、無事に審問官達と合流できました。


ブラッドマジックで悪魔召喚の儀式をしているウォーデン達の所に行きます。
ウォーデン戦士を生贄にして悪魔を召喚するウォーデン魔道士達を、賢者エリモンドがこっそり精神支配を用いてコリーフィウスに従うよう操ります。
このように、表向きはウォーデンが大儀のために悪魔軍団を作り上げているように見えますが、裏ではコリちゃんがウォーデン魔道士と悪魔軍団の支配権を掌握しています。

過去作未プレイの方は、まんまと操られてるウォーデンってアホなの?って思うかもしれません。お騒がせ集団にしか見えませんよね…。
1作目プレイ済みだと、ウォーデンが抱えている使命感がよく分かります。そこにつけ込んだコリちゃんには、本当に腹が立ちます。


悪魔軍団作りを阻止すべく、ウォーデンのアダマント砦に侵攻します。
1作目プレイ済みだとウォーデンに思い入れがあるから、こんな形で戦いたくなかった!!

儀式中のクラレル提督を止める時、ブラックウォールがいるとスペシャル選択肢が出て、無実のウォーデンは助けられます。
ブラックウォールの話は感動しました。実は彼、とんでもない大嘘つき野郎なんですけどね…。でも、彼の言葉でクラレルも目が覚めるんですよ。だからブラックウォールは嫌いになれないんですよねぇ…。
考え直したクラレルが儀式を中止しようとすると、エリモンドがコリちゃんのドラゴンを呼びやがって大騒ぎ。クラレルがドラゴンに放った魔法が暴発して、砦が崩壊。
崩れ落ちる中、審問官は咄嗟に碇を使ってヴェイルに穴をあけて、フェイドに入ります。


フェイドの中で、教皇ジャスティニア5世と会います。
ここは"悪夢"の領域だと教えてくれます。人々が感じた恐怖を糧にしている"悪夢"は、たくさんの恐怖をもたらしてくれるコリちゃんに協力しているようです。
コリちゃんが偽の呼び声でウォーデン達を恐怖させて操った根源は、"悪夢"だったんですね。ウォーデン魔道士と悪魔軍団は"悪夢"に支配されているので、"悪夢"を断ち切れば解放されるはずです。

"悪夢"は、聖灰の神殿で大事な物を奪っていました。それは審問官の記憶です。
記憶を拾い集めた審問官は、あの時何が起こったのか思い出します。
コリちゃんに操られたウォーデン魔道士が教皇を拘束して、コリちゃんが教皇を生贄にしてオーブに力を注ぎ、碇を手に入れようとしたその時、たまたま審問官が入ってきて、たまたまオーブが転がってきたから左手で掴んだら、爆発がおきたんですね。
審問官がフェイドで見た女性はアンドラステではなく、命懸けで主人公を助けた教皇だったんです。

あの時、教皇は亡くなってしまいました。今目の前にいるのは、教皇の姿をした精霊だったんです。
ここでついにホークがキレます。ウォーデンがやりすぎたから教皇は死んだと。
ウォーデンはブライトを止めるためなら何だってやる集団です。それこそブラッドマジックだって使いますし、大義のためならどんな犠牲も払います。ウォーデンは世界を守る英雄ですから、その行動を咎める者は誰もいません。だからこそ今回のようにやりすぎるんだと、ホークは主張します。
これに素早く同意したのはソラスです。「ウォーデンは以前、大義のために尽くしたかもしれない。しかし今やあまりにも危険な存在だ」
私はこのクエスト中、ずっとソラスをパーティーに入れていたのですが、彼は一貫してウォーデンを批判してました。

精霊がフェイドの出口まで案内してくれます。途中で仲間の墓があって、恐怖の対象が書かれていました。例えば、ソラスは"孤独死"、ヴァリックは"両親のようになる"とかですね。あとコリちゃんの声でパーティーメンバーの恐怖を煽る演出なんかもありました。


出口の前で、精霊が"悪夢"を妨害して脱出の時間を稼いでくれるのですが、あと一歩というところで阻まれてしまいます。
ここで究極の選択肢。ホークかストラウド、どちらかを犠牲にしなければなりません。
私はストラウドにしました。すまん。生身でフェイドに置き去りにされるって、どうなるんでしょう…。
(引継ぎ内容によっては、ストラウドではなく、アリスターかロゲインになります。アリスターとホークって、選べないよ…)

フェイドを脱出した審問官は、"悪夢"の裂け目を閉じて、悪魔軍団もろとも封じ込めました。これにて解決。
クラレルやストラウドがいなくなったウォーデンは、今や指導者が誰もいません。ウォーデンをどうするか2択の選択肢が出ます。
私は「審問会に協力する」を選びました。そしたら……。


ソラス、クソデカため息(好感度が大きく低下)
えー!?ウォーデン嫌いすぎるだろ!?何で!?

あとで話を聞いてみたら、こう言っていました。
「ブライトを阻止するために、突拍子もない方法で時間をかけて古代神を探し出すつもりだ…」
「ブライトは自己の力を過信した者が出し抜けるような代物じゃない」
「彼らは愚かで忠実だ。責任感は特別なものではない」
ソラスは古代神を倒したら事態はもっと悪化すると言っていました。明らかにブライトと古代神の知識があるような口ぶりです。
ですから、『ウォーデンは古代神についてろくに知らないくせに、思い込みと"責任感"だけで突っ走り、行き過ぎた行動をしようとしてる』のが嫌いな理由なのかな?
古代神を倒したら駄目な理由を教えてくれー!

あと、ソラスは権力と腐敗に敏感です。グレイ・ウォーデンは大義の為なら何をやっても許される風潮が嫌いなのかも?

第2章 2幕:補足

ホークとは

前作の主人公。フェレルデンのロザリングという小さな村の出身。父は背教者の魔道士、母はカークウォールの貴族。
ロザリングの教会にいたレリアナとは顔見知り。
10年前、ブライトから逃れてカークウォールに移住。身を立てるために地底回廊の探検隊に参加した際、ヴァリックとストラウドに出会う。
その後、クナリの暴動に介入して街を救い、カークォールの英雄と呼ばれるようになった。

ストラウドとは

前作も登場したグレイ・ウォーデン。前作では、ある条件を満たして地底回廊の探検隊に参加すると、ストラウドと出会います。ホークの弟または妹を助けるため、ストラウドに頼めます。

古代神とは

かつて古代テヴィンターで信仰されていた7体のドラゴン。黄金の都から人間に助言していたといわれている。
デュマト、ザージーケル、トス、アンドラル、ユーサミエル、ラジーケール、ルサカン。

教会の教えでは、古代神が人間を欺いて創造主から引き離した。創造主は、罰として古代神を地の底の牢獄に閉じ込めたといわれています。

古代テヴィンターの賢者が黄金の都に入り、その罪でダークスポーンとなって戻ってきた後、古代神デュマトがダークスポーンに穢されて最初のブライトが起きたといわれています。
それからテヴィンター国内のデュマト寺院が破壊されるなどして、古代神崇拝は薄れていったようです。

DAI開始時点で、ブライトは5度起きています。穢された古代神がブライトを起こすのなら、残りはあと2体です。あと2体倒せば、ブライトは終わるのでしょうか?

第2章 2幕:邪悪な目と邪悪な心

セリンファール砦で見つけた女帝セリーンの暗殺計画ですが、ジョゼフィーヌがオーレイに伝言を送ったものの、届いたかどうか不明だそうです。

セダス南部、フェレルデン王国は10年前のブライトから復興したばかりなのに、現在は魔道士とテンプラーの抗争がそこら中で勃発して疲弊しています。ですから、隣のオーレイ帝国こそが、北部(テヴィンター大帝国)の防波堤となります。もしコリちゃんがオーレイをとったら、南部はおろかセダス全土が征服されてしまうでしょう。
オーレイの女帝セリーンの暗殺を阻止しなくてはなりません。


オーレイは内乱中です。セリーン陛下は舞踏会と称して、内戦中のギャスパール大公、ブリアラ大使を招いて和平交渉を行う予定です。
コリちゃんの暗殺者が潜入するには格好の機会です。

審問会はギャスパール大公の招待を受けて、ハラムシラルのウィンターパレスにやってきました。


ギャスパールはセリーンのいとこです。シュバリエで、軍からの信頼が厚い。オーレイ内乱のきっかけを作った人物でもあり、皇帝になるためなら何でもやる男とも言われています。
審問会を招待した理由は、もちろん味方につけたいからですね。ギャスパールは、ブリアラ大使が率いるエルフの地下組織が和平交渉を妨害するつもりではないかと疑っています。

ちなみに、オーレイの貴族が仮面をつけている理由ですが、ヴィヴィエンヌ曰く「みんな仮面をつけているわ。オーレ人はその考え方を体系化して、見える形にした」そうです。
仮面は貴族のゲームの一貫でもあります。オーレイでは、グランドゲーム(政治の駆け引き、陰謀、噂、スキャンダル)が一般的です。
ギャスパールは「ゲームは嫌い」だと言っていますが、皇位継承者として教育を受けてきた人ですから、ゲームを心得ていると思います。
この騙し合いクエストは複雑すぎて、全貌がよく分かっていません!


女帝セリーンに謁見。
セリーンの隣にいるのはギャスパールの妹・大公女フロリアンヌ。今回の舞踏会もとい和平交渉を提案した張本人です。

大図書館を探索すると、セリーンが神秘顧問に宛てた伝言が見つかります。伝言によると、皇宮棟で何か問題が起きたようで、ギャスパールの襲撃を警戒しているようです。
それなら、なぜ舞踏会を中止にしないんでしょうか?コリちゃんの暗殺者だってセリーンの命を狙っているのですよ!?
なんか腹立ってきたぞ。分厚い仮面で平静を装いがって、どいつもこいつも陰謀まみれじゃねーか。私はカサンドラと同じ意見です、はやく帰りたい

大図書館付近にある施錠された部屋を調べると、遺体があります。そばにある手紙はギャスパールがセリーンに宛てたもので、「我々が協力すれば、ブリアナの"武器"を掌握できる」という内容でした。
"武器"とは何のことか分かりませんが、ギャスパールはブリアナを警戒してセリーンと和平を結ぼうとしている、あるいはそう思わせて油断させたいようですね。
この手紙と遺体を隠ぺいした犯人は、ブリアナでしょう。ブリアナが和平を妨害しようとしていると言ったギャスパールの意見は一理ありますね。


宮殿の中を探索した後、セリーンの神秘顧問モリガンが登場します。召使棟に入ろうとしていたテヴィンターの密偵を見つけたと教えてくれます。

召使棟に行ってみると、選帝会議の特使が背中を刺されていました。凶器はギャスパールの家紋入りナイフです。ギャスパールの犯行に思わせる工作でしょう。
そこへエルフの召使が逃げてきて、追ってきた道化師がエルフを刺して逃亡、そしてヴェナトリの密偵が襲撃してきます。


ヴェナトリを追ってみると、最後の1人をブリアナ大使が片付けていました。どうやら行方不明の部下を助けに来たようです。

ブリアナは「大使」とは名ばかりで、現在はエルフの地下組織を率いています。以前はセリーンの侍女でしたが、喧嘩別れしました。セリーンの恋人だったとの噂もあります。
エルフの生活向上に取り組むべく、セリーン側に戻る交渉中だとか。

召使棟の探索を続けると、金庫からエルフ製のロケットを見つけます。なんとセリーンはブリアナとの思い出の品を大切に保管していたのです。恋人だったとバレたら、とんでもないスキャンダルになります。
ヴィヴィ「愚かね、セリーン」
ヴァリック「白状する。女帝がここまで感傷的な人間とは思ってなかった」
ほんとビックリ。

舞踏室に戻ると、大公女フロリアンヌからダンスに誘われます。
ダンスの最中、大公女は「皇宮棟に兄の傭兵部隊がいる。あなたなら説得できるはず」と言います。
セリーンの伝言にあった"皇宮棟で起きた問題"とは、傭兵のことだったんですね。ギャスパールは傭兵に襲撃させるつもりなのでしょう。


一旦、顧問達と会議です。セリーンは今さら舞踏会を中止しないでしょうから、レリアナは「いっそのこと彼女を死なせれば?」と言います。
コリちゃんの目的は、女帝暗殺をきっかけにオーレイを混乱させることです。暗殺を防いだとしても、それがオーレイの安定につながるとは限りません。そもそもこの状況を引き起こした責任はセリーンにあると、レリアナは言います。
ですから、今日ここで内乱を終わらせて、オーレイに安定をもたらすのが最善です。セリーンでなくとも、ギャスパールかブリアナが勝てばいいのです。もしくは、3人の和平交渉を成立させてもいい。
集めた証拠はプレイヤーの都合のいいように利用できるので、誰を勝たせるかはプレイヤー次第です。
これがオーレイのゲームなんですねー。

皇宮棟へ行きます。悲鳴が聞こえてきた部屋に入ると、またしても道化師がエルフの召使を刺そうとしていました。この道化師は誰に雇われたんでしょうか?
間一髪でエルフを助けると、どうやら彼女はブリアラの部下だったようで、ブリアラの偽の指示に引っかかってここに来たと話してくれます。ブリアラを糾弾する際の証人になってくれます。


今度は男性の叫び声が聞こえたので、中庭に行ってみると、大公女フロリアンヌが再登場。
大公女こそ、今夜の暗殺を計画したコリちゃんの配下だったんですね。審問官を皇宮棟に誘き寄せて始末するつもりだったんでしょうけど、華麗に回避します。

叫び声の主は、ギャスパールが雇った傭兵でした。しかも、フェレルデン人です。
めちゃくちゃ仲が悪い隣国の傭兵に女帝を襲撃させようとするなんて、なんだかねぇ。口封じに始末して、フェレルデン人に罪を被せようとしてたんじゃないの?フェレルデンを巻き込むつもりだったんでしょ!?
ギャスパールが皇帝になったら、フェレルデン再侵略しそう。だから私はギャスパールを勝たせたくないんですよ…。
傭兵は証人になると言うので、これでギャスパールを糾弾する材料が見つかりました。私はギャスパールを勝たせたくないので、この証拠が手に入ればOKです。

ちなみに、セリーンの証拠もあります。一連の襲撃計画を知っていながら舞踏会を中止しなかったのは、裏の裏をかこうとしていたからだと分かります。
どいつもこいつも……。


舞踏室に戻ります。フロリアンヌの企みを暴露した後、誰を勝たせるか最終決定を下します。
私はセリーンとブリアナを和解させて、ギャスパールは処刑という選択をしました。
セリーンとブリアナを和解させるには、エルフ製のロケットを入手して、両者にそのことを話しておかないとフラグが立ちません。

こうしてオーレイのゲームが終わりました。
審問会との連絡係はモリガンが任命されたそうです。

第2章 3幕:補足

シュバリエとは

オーレイのエリート軍組織。貴族階級のみで構成されている。

ハラムシラルとは

オーレイ東部にある都市。かつてはエルフの国デイルズの首都でしたが、オーレイに征服されました。

ちなみに、国を失ったエルフは2つの道に分かれました。人間の都市で暮らす選択をしたエルフを「シティエルフ」といって、エルフの神々を信仰することは禁じられています。
放浪の道を選んだエルフを「デイルズエルフ」といって、エルフの神々への崇拝や古代エルフの歴史、文化を語り継いでいます。

オーレイの内乱とは

▼DragonAge用語集にて解説されています

モリガンとは

フェレルデン南部のコーカリ荒野で、伝説の魔女フレメスに育てられた魔道士。フレメスと同じく、変身術の使い手です。
1作目では仲間キャラでした。今作はオーレイの神秘顧問の座についてますね。
今作のモリガン関連の話は、引継ぎ内容によって大幅に変わります。

自己紹介

あおはさきの写真

あおは さき

ストーリー・世界観を楽しむことに重きを置くゆるゲーマー。RPGが大好物。
YouTubeにプレイ動画も投稿中。
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