Quantic Dreamによる「ゲームオーバーがない」アドベンチャーゲーム。プレイヤーの選択によりストーリーと結末が変化します。
2018年5月にPS4版発売、2020年6月にsteam版が発売されました。
1周のクリア時間は約13時間でした。
「AIは感情を持つのか」「人類vsアンドロイド」というテーマは、色んな作品で取り上げられていますよね。映画ですと『ブレードランナー』『エクス・マキナ』『アイ,ロボット』など。ドラマだと、私は観たことないのですが『ヒューマンズ』『ウエストワールド』があるらしい。分岐があるゲームでいうと『Fallout4』を思い出します。
その手のSF作品のあるあるを盛り込み、デトロイトの歴史背景(公民権運動)をベースに描いた作品です。
私は何かしっくりこない部分がありました。クリア後に開発者インタビュー記事を読んだところ、開発者の意図と自分の捉え方がかなり食い違っていることに気づきました。そりゃしっくりこないわって思いました。だから私の感想は的外れかもしれませんが、素直に書きます。
コナー編がめっちゃ面白かったです!
以下、⚠ネタバレ全開です。重大なネタバレが含まれますので、未プレイの方はご注意ください!
『ヘビーレイン』『BEYOND: Two Souls』と比較
『BEYOND: Two Souls』(以下、ビヨンド)全クリ後に本作を始めたのですが、めっちゃ操作しやすくなってて驚きました!カメラも動かせるぞー!!
コマンド入力反応が速くなったし、アクションシーンのQTEが見やすくなって、すごく遊びやすくなりました。
キャラクターのグラフィックは実写かと思うくらい綺麗になって驚きました。
※当ブログの『ヘビーレイン』のネタバレ感想記事はこちら。
※『ビヨンド』のネタバレ感想記事はこちら。
ただ、QTEによる没入感は『ヘビーレイン』の方がすごかったです。
マウスをゆっくり動かすとか、指が足りるかギリギリの数のコマンドを同時に押し続けるとか、そういった繊細な操作が要求される場面は激減しました。
ストーリー展開についても、過去の作品の良いところを受け継ぎつつ、他は改良されているなぁと思いました。
例えば、『ヘビーレイン』は主人公4人の群像劇がテンポよく進むスリリングな展開でしたが、主人公の掘り下げにムラがありました。『デトロイト』は主人公3人になってスロースタートになったものの、主人公の心理描写がじっくり描かれており、スリリングな展開は終盤に集中するようになりました。
過去の作品ではQTEの成功・失敗で大きく分岐するようになっていましたが、『デトロイト』はQTEだけでなくルート選択によっても大きく分岐するようになり、選択の幅が広がりました。
特に似ていると感じたのは、『ヘビーレイン』のジェイデン捜査官と今作のコナーです。
【類似点】
- アクションシーンのQTEに成功するとかっこいいけど、失敗すると一気にコメディになる
- 選択次第で急にキレ出す
- 捜査官という役回り上、死亡する危険が多い
- コナーの捜査パートは、ジェイデンの捜査ツールARIの進化版だと思う
- 被疑者との追いかけっこシーン(すごく似てた)
- 制限時間内に証拠品を調べる捜査パートがある(前後の流れも似てた)
私は『ヘビーレイン』で一番好きなキャラがジェイデンでして、スピンオフ作品が出てほしかったと思ったくらい面白かったんです。その面白さが『デトロイト』のコナー編に引き継がれ、よりパワーアップしていて感動しました!
過去作の俳優さんが今作にも出演していて嬉しかったです!
FBIのパーキンス捜査官は『ビヨンド』でスタンを演じた俳優さんですし、アンドロイドのクロエは『ビヨンド』のいじめっ子でしたね。
システム面で気になった部分
PC版は60fps/4K対応
私の環境では、60fpsに設定したらPCの発熱がすごいことになりました。何だったんだろう。夏場なのでPC温度が心配になり、結局30fpsでプレイしました😅
圧巻のフローチャート
チャプター終了時にフローチャートが解放され、全プレイヤーが選んだ割合も見れます。細かい選択も含めて、ものすごい量の分岐です。
これに加えてQTE成功・失敗でキャラクターのモーションが異なるし、会話の選択肢も色々あるし、このゲームを全て網羅するのは無理なんじゃないかと思えてきます。
メニュー画面の案内アンドロイドも言っていましたが、とにかく初見の1周目を全力で楽しむのが一番。自分がどの道を選んで、どんな結末になったかを楽しもう。
周回するかどうかは後で考えよう。
周回前提なのにスキップ機能が無い
1周プレイしただけではストーリーを十分に理解できません。分岐を楽しむゲームですし、周回を前提としていると思います。
しかし、相変わらずセリフ早送りやイベントスキップ機能はありません。チェックポイントからロードできようになった点は改善されていましたが、それでも周回プレイが大変です。何度も同じシーンを見ることになります。
時間制限つきの選択肢が多い
特に急ぐ必要のない会話にも時間制限が設けられていたりします。ゆっくり考えたい時は、メニュー画面を開くなどしてゲームを一時停止させる必要があります。
私は些細な会話でも選択肢を全部聞きたい派なんですが、このゲームは1度のプレイでは全て聞けません。例えば、選択肢が4つあったら、3つ選んだ時点で会話終了してしまいます。
この辺も周回前提の作りだと思いました。
ストーリーの疑問点
人間とアンドロイドの境界が曖昧な世界
『Detroit: Become Human』のアンドロイドは見た目も中身も人間そっくりです。機能的には無意味な息遣い、瞬き、リアルな目の動きに加えて、嗅覚センサーまで実装されています。人間の血液と同じように、ブルーブラッドという青い液体が体内に流れています。
マーカスがブルーブラッドを補給するシーンがあるのですが、ぐいぐい飲んでました。まさかの経口摂取。
人間の感情を模倣するAIプログラムが全てのアンドロイドに組み込まれているかは不明ですが、一部のアンドロイドには実装されているようです。
アンドロイドにも"死"は訪れます。旧型や欠陥がある個体は解体されるし、損傷が激しい個体は廃棄場にポイッとされてしまう。
バッテリーに寿命があるのかは分かりません。生体部品が壊れたり、ボディが損傷してブルーブラッドが漏れた場合は、修理・補給せずにいると突然シャットダウンする危険が高まります。
新しい体にデータを転送すれば生き続けられるのでは?と思ったのですが、コナーを除いてデータ転送している描写はありませんでした。アンドロイド全員がデータをアップロードできるかは不明です。
特にすごいのが子供型アンドロイド。人間化モデルを目指して設計されたそうで、痛覚があるような仕草、感情表現、風邪・発熱などの病気までシミュレートできるようになっています。
法律でアンドロイドはこめかみにLEDリング表示と制服の着用が義務付けられていますが、子供型アンドロイドは例外です。LEDリングの有無はオーナーが選んでOKとなっています。LEDリング非表示だと、人間の子供にしか見えません。
というわけで、人間とアンドロイドの境界が曖昧な世界観なんですね。前半はアンドロイドの方が人間より人間らしく描かれているくらいです。
そうなってくると、人間とアンドロイドの本質的な違いはどうなんだ?という疑問が生まれます。
アンドロイドは、社会に溶け込めるように高度なAIが実装されています。そのソフトウェアに何らかの異常が発生して、意識が覚醒した個体を"変異体"と呼びます。
主人公以外の変異体は、生まれたての子供のように、どう生きていけばいいのか右も左も分からない状態です。そんな変異体達はこぞって「rA9」に執着しています。「rA9」が何なのかは誰も知りません。しかし、覚醒した直後に人間に追われてしまった彼らにとっては、「rA9」だけが救いなんです。
これがアンドロイドと人間の違いでもあります。アンドロイドは人間の模倣ではなく、アンドロイドならではの思想を持っているようなんです。
しかしながら、1周プレイしただけでは「rA9」の正体は分かりませんでした。
「rA9」が何か分からないから、私はアンドロイドのこともよく分からなかったんですよね。アンドロイドを人間と見るか、新しい生命体と見るか、ロボット(誰かが裏で操ってる)と見るのか、どういう捉え方をすればいいのか難しい場面がありました。
タイトルが「Become Human」なんだから、人間と見るのが正解なのでしょうか?人間とは本質的に違うと思うし、何かしっくりこないんですよ。しかし、シナリオ的にはアンドロイドを人間と見るのが正義で、それ以外の意見は悪になっているように感じて、疑問でした(理由は下記に書いてます)
アンドロイドの意識と「rA9」について、もう少し分かりやすく描いてほしかったと思いました。
(ディレクターのデヴィッド・ケイジ氏のインタビューによると、rA9は人間性を表したものらしい。人間と見るのが正解だったようです。ということは、人間VSアンドロイドの話ではなく、人間VS人間の話だったのか!?)
▼インタビュー記事はこちら。
後半、"変異"とは何なのか分からなくなってくる
マーカス編にて、デモ行進しながら街にいるアンドロイドを次々と変異させるシーンがあります。変異したアンドロイド全員がデモに加わります。黙々とマーカスに従う光景が、まるでマーカスがみんなをハッキングしてるように見えてしまったんです。みんなに「危険ですが、デモに参加しませんか?」と意思の確認をしているのでしょうか?プレイヤーには分からないんですよ。
警察に止められた後も、誰ひとりとして逃げ出さず、暴れず、マーカスの選択に従います。ピッタリ息が合っていて、めっちゃロボットっぽいなと思いました。
前半は人間より人間らしいと思っていたのに、後半になってめっちゃロボットっぽくなって混乱しました。"変異"って何だっけ?って気分になります。
(マーカスさんよ、手を振るだけ変異させられるのなら、最初からそうすればよかったんじゃないかい?)
コナー編の変異体ルート、出荷前のアンドロイドを変異させてコナーが率いるシーンもすごくロボットっぽかったです。まるでコナーがハッキングして従わせているみたいにも見える。
先述しましたが、私が「アンドロイドを人間と見るのが正義とするシナリオ」に違和感を抱いたのは、この光景を見たからなんです。
意識が覚醒した時、怯えたり戸惑ったり、暴力的になったり、利己的になったり、人間のオーナーの元を離れるか悩んだり葛藤したり、それぞれ自分の意思・感情をもつはずです。しかし、全員が無言でマーカスやコナーに従う姿は、自分の意思を持っているようには見えないです。むしろ、操られているように見えます。
やっぱり、アンドロイドと人間は本質的に違うのではないか?アンドロイドは人間になることを本当に望んでいるのか?と考えてしまいました。
"人間らしさ"が正解ルート?
初見時、私はカーラを変異させませんでした。そしたら、カーラ編が終了してしまいました(ちなみに、全世界の統計データでは3%のルートでした)
ゲームオーバーがないゲームとはいえ、これはもうゲームオーバーみたいなもんじゃん?と思いました。だって変異しないと始まらないんだもの。
カーラに関しては選択の余地はないようです。ドラクエの【はい/いいえ】みたいに、「はい」を選ばないと進まない仕様です。私は「いいえ」を選んだらどうなるのか見たくなるゲーマーなので、初見でやらかしてしまいました😅
でも、これで分かりました。このゲームは開発者が意図した正解ルート(トゥルーエンド)がある系なんだなと。
マーカスが変異した時もそうです。【抵抗しますか? はい/いいえ】で、「はい」を選べば誰も死にません。レオは生きています。
どちらを選んでも警察に撃たれる展開は同じなので、ここで「いいえ」を選んでカールを死なせる意味はほとんど無いです。
ここは「理不尽な暴力を受けているのに、オーナーの命令に従う必要はない!私は機械じゃない!抵抗すべきだ!」というのが正解なのでしょう。
コナーだけは変異するかどうかプレイヤーの判断に委ねられています。だからコナー編が好き。
しかし、人間らしさを求めるハンクのことを無視して任務一筋に徹していると、ハンクは死亡してしまいます。
結局、人間らしくならないと誰かしら死亡してしまうのです。正解ルートから外れた代償なのでしょう。だから前半はアンドロイドの方が人間らしく描かれていると感じたんですよね。暗に"人間らしさ"が正解です、と誘導されていたんだと思いました。アンドロイドの意識や「rA9」の設定が曖昧なのは、本筋の話に必要ではないから。必要なのは"人間らしさ"だから。そう解釈しました。
(でも、他の変異体はめっちゃロボットっぽく見えるから、どう捉えればいいのか混乱してくるんですよ)
後半になると分岐が増えますが、やはり正解ルートから外れたら誰か死にます。バスのチケットは返さないのが正解なんです。分岐は多いけど、明確に正解・不正解の区別がつけられているのではないかと思いました。初見プレイで全員生存の正解ルートに到達するのは難しいのではないでしょうか。そうなると、2周目以降は正解を探すのが目的になってしまって、それが楽しいかどうかは微妙なところです。
ジョシュとサイモンの好感度について
マーカスの仲間3人は好感度パラメータがあります。人間絶対許さない過激派のノース、平和主義のジョシュ、命大事に慎重派のサイモンの3人です。
この中でロマンス相手はノースだけです。てっきり3人ともロマンス相手なのかと思っていました……。
ジョシュとサイモンの好感度は何の意味があるのでしょうか?好感度が上がったらマーカスを庇ってくれる、いわば弾除けの存在なのでしょうか?それはそれで寂しい気もします。
特にサイモンは途中で離脱する可能性が高めです。ジェリコの元リーダーなのに、存在感薄くて不憫……。クリア特典のギャラリーでも、サイモンの説明は簡素だし。
しかも、ノースとのロマンスは好感度が下がっていても発生する可能性があります。平和ルートだとことごとく意見が合わす、好感度が下がりまくります。それでもロマンスフラグが立って驚きました。
rA9って何なの!?
私は1.5週くらいしかプレイしていないので、このゲームを知り尽くしたわけではありませんが、考察ブログ等を参考にさせていただき、いくつか考えてみました。
①カムスキーが仕込んだウイルス説
元々プログラムにウイルスが仕込まれていて、何らかの理由でストレスレベルが上昇すると、ウイルスが活性化するようになっていたのかなと思います。そして変異体になる。
ストレスレベルとは、コナー編で変異体を尋問する時に表示されたステータスですね。CPU高負荷状態とか、熱暴走とかを表しているのかなと思います。
変異体になると停止コードが効かなくなったり、トラッカー(位置情報モジュール)が無効になったりするのも、カムスキーの意図だったのでしょう。
マーカスやコナーが他のアンドロイドを変異させるのは、ウイルスを拡散または活性化させたからではないでしょうか。
(カムスキーはジェリコの場所も知っていました。もしかしたら全部カムスキーが仕込んだのかも)
サイバーライフはウイルスに気づいていた可能性があります。
コナー編の変異体ルートにて、コナーの管理AIであるアマンダが「あなたは感染し、変異体になった。この時を待っていた」と言って、コナーを乗っ取ろうとします。
アマンダAIはコナーが変異した時の策も用意していたみたいです。
カムスキーもそれは想定済みだったようで、プログラムに非常口を作っていました。一定時間内にコナーが非常口を見つけられれば、アマンダAIの乗っ取りを回避できます。
カムスキーとサイバーライフ、奴らの目的は不明です。
もしかして、すべてカムスキーVSサイバーライフの戦いだったのでしょうか。アンドロイド達は創造者に翻弄されていたのでしょうか。
②rA9の正体はマーカス、コナー、カーラ説
考察されている個人ブログを参考にさせていただきました。
(リンクを勝手に貼っていいか分からなかったので、URLは控えさせていただきます)
「Detroit: Become Human オンラインマニュアル」のページ最後に「rA9」の文字が隠されていて、隠しページに繋がるそうです。
そこにはプレイヤーに向けたメッセージとともに、主人公3人(RX800、AX400、RK200) のリンクが載っています。
つまり、rA9は主人公3人のことだった!?
③rA9の正体はプレイヤー説
この説も考察ブログ、サイトを参考にさせていただきました。
PS4日本語版のパッケージやディスクに「rA9」の文字が隠されているそうです(私はsteam版なので未確認)
メニュー画面の案内アンドロイド・クロエが「これはあなたの物語」と言います。
私は初見プレイでカーラを変異させないルートを選んだら、クロエから「なぜ死なせてしまったのですか。救うこともできたのに」「アンドロイドの生死はあなたの手にかかっているんです」と言われたんです。
アンドロイドを導くのはプレイヤーなんだから、プレイヤー=rA9ってこと!?
しかし、プレイヤー説はストーリーのテーマと矛盾する可能性があります。
アンドロイド達が一番望んでいたのは「自由」であることです。プログラムと所有者に縛られて自由がない。自分の意思もない。そんな我々を解放してくれる救世主こそが「rA9」なんです。
プレイヤーが「rA9」だとすると、アンドロイド達は自分の意思で決めていたのではなく、プレイヤーに操られていたと解釈できます。プログラムの制御からプレイヤーの制御に変わっただけで、そこに自由意志はあるのだろうか?物語のテーマとかけ離れていないか?と、新たな疑問が生まれてしまいます。
そして、メタ要素が絡むと話が複雑になりますね。プレイヤーだってゲームシステムに沿って進めているわけで、提示されたタスクを無視してエリア外に出ることは出来ません。そこに「自由」はあるのか?いうほど自由ないよね?って話になります。
まとまらないので、この辺で終わります😅
答えはプレイヤー次第……
デヴィッド・ケイジ氏のインタビュー記事によると、「プレイヤーの解釈に委ねる」とのこと。
初見プレイの結果
私が初見プレイで選択した結果がこちら。
マーカス:一時的に自由を得た
平和ルート、世論「支持」、仲間3人生存、FBIの取引拒否、歌を歌って軍撤退。
エンディング:アンドロイドが一時的に自由を得た
最後、急に歌うんかい!とツッコミたくなりますが、実はこの歌にも意味があったようです。ジェリコに初めて来た時に、ルーシーが口ずさんでいた歌なんですって!
カーラ:死亡×2
1回目は変異させずに死亡エンド。やり直しました。
ジェリコまで3人生存、アリスの真実を受け入れた、ジェリコ襲撃時に「降伏」を選んだ、リコールセンターでドローンに撃たれて致命傷を負う、ラルフを犠牲にしてルーサーとアリス脱出、カーラ死亡。
エンディング:アリスとルーサーがトラックで逃げた(全世界の選択0%)
リコールセンターでラルフ、ジュリー、ズラトコの所にいたアンドロイドと再会した時は、こう繋がるか!と感動しました。可哀想だけど、ラルフを囮にしました。ずっと死にたくない、死にたくないと言っていたラルフですが、囮役をお願いしたら引き受けてくれました……。
うっかりドローンに撃たれてしまい、カーラの機能停止カウントダウンが始まってしまう事態に。
最後、逃げるルーサーとアリスを見届けたカーラは、微笑みながら倒れました。
(映画『ライフ・イズ・ビューティフル』を思い出しました。悲しい……)
コナー:ハンクとハグ
死亡回数0、カムスキーテストを拒否した、変異体ルートへ、ハンク「友情」、アマンダ「敵対」、サイバーライフタワーのアンドロイドを引き連れてマーカスと合流、アマンダ乗っ取り回避。
エンディング:ハンクとハグ
コナーくんの特徴は、急にクソデカボイスになるところ。プロトタイプだから音声モジュールがちょっとおかしいのかな。こんなん笑うわ。
旧型の家庭用アンドロイドのカーラに負けた時も笑ってしまった。そこはかとなくポンコツ臭が漂ってて、親近感わきました。
まとめ
rA9の正体によっては「これはあなただけの物語」の意味が変わってきます。ところが、アンドロイドの設定は曖昧にされており、彼らの人間らしさに"共感"することを重要視しているストーリーだと思いました。それはそれで人間のエゴじゃね?って気がして、何かしっくりこなかったです。
(でも、後半はロボットっぽくなるという)
細かいことは抜きにして、コナー編が面白かったです!
コナー役とハンク役の俳優さんの演技が素晴らしいと思いましたし、その演技を細部に至るまで再現されたグラフィックも最高!すごいゲームでした。
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