PC版『アサシン クリード ヴァルハラ』を全クリしたので感想を書きました。
今作は2020年11月に発売されたアサクリシリーズ12作目のタイトルで、オープンワールド型アクションRPGとなっています。
ストーリーは、前作『オデッセイ』のDLC「アトランティスの運命」の続きから始まります。
あれから2年経った2020年、主人公レイラ・ハサンは謎のメッセージと座標を受け取り、エイヴォルという名のヴァイキングの墓に導かれます。導かれた理由を探るために、エイヴォルの遺伝子記憶を追体験していきます。
過去編の舞台は9世紀のノルウェー、イングランド、ヴィンランド(北アメリカ)。
終わりの見えない戦乱の時代、栄光を求めて戦ったヴァイキングの人生を追体験します。
ヴァイキングの物語にアサクリ要素が自然と入っていて、面白いストーリーでした。
前作はアサクリ要素薄いなぁと思ったのですが、今作はそんことなかったです。
今作は明確なエンディングがないので、何をもって全クリと定義するのかが分かりにくいです。現代編で結末があるのですが、その後も引き続きプレイできますしね。とにかくボリュームがすごくて、ずっと遊べるゲームです。
Ubisoft
Connectの概要画面で進行度が確認できるのですが、これが100%に達したら全クリと言っていいかなぁと思いますので、当ブログでは進行度100%=全クリと書いています。
プレイ時間140時間、進行度100%、バージョン1.3.2~1.4。DLCは未プレイです。
良かったところ
- 難易度選択の幅広さ
- 戦闘力システムのシンプルさ
- 宝箱の謎解きギミックの多さなど、探索要素が充実
- 本編、ワールドイベントのストーリーが面白い
- ミニゲームのオーログ、口論詩が面白い
- 広大なマップ(ノルウェー、イングランド、ヴィンランド、北欧神話の世界)
- 絵画のような美しい風景
- 字幕フォントの大きさを選択できる(非常にありがたい機能なのですが、字幕を大きくするとHUDと被ってしまうのが残念…)
- フードの着脱がショートカットメニューで出来るようになった。フードを被るとステルス効果が付与される
- ヒドゥンブレードによる一撃暗殺が復活!
- データベース復活!ショーンの解説つき!
- 過去作との繋がり多数!アサクリファンには懐かしく嬉しい
良くなかったところ
- フリーランとても使いにくい。キャラが引っかかってバグりやすい
- ステルスもやりにくい
- まっすぐ武器を振らない。地味にストレス
- 一撃暗殺できない敵がいる
- 高速移動ポイントが少ない
- 現代編の衝撃の結末、唐突すぎて心の準備ができなかった
- サイレント規制騒動
※クラッシュについて
私の環境ではクラッシュが多発しました。ゲーム側の問題なのか、おま環なのか分かりません。キャッシュファイル削除など試してみましたが、数時間遊ぶと再びクラッシュ多発します。
調べてみたところ、NVIDIAドライバー496.76から『ヴァルハラ』がクラッシュするというユーザー報告が多いみたいです。グラボの問題かも?
頻繁にオートセーブされるので、ゲームが落ちても大幅な巻き戻しにはならなかったのが救いでした。
以下、⚠若干のネタバレ含む感想文です。ご注意ください。
過去編はヴァイキング!
このゲームをプレイする前、ヴァイキングについて知りたいと思い、海外ドラマ『ヴァイキング~海の覇者たち~』をシーズン3まで視聴しました。恐ろしいほど強くて、残虐で、グロくて、野蛮な人達でドン引きしました。
勇敢に戦って死んだ者はヴァルハラに行けると信じていて、死を恐れない戦いっぷり。
普段は農民や漁師、船大工などで生活していて、略奪は夏の遠足感覚。「次の略奪どこ行くって首長から聞いた~?」「俺も絶対参加する!!」みたいなノリだから、度肝を抜かれた。
ヴァイキングが初めてイングランドを襲撃したのは793年(ドラマはここから始まります)
それ以来、イングランドの教会や修道院を繰り返し狙うようになったそうです。銀食器などの財宝がたくさんあって、修道士は無抵抗、易々と大量の略奪品を持ち帰れたからだそうです。
侵略が本格化したのは865年。伝説のヴァイキング「ラグナル・ロズブローク」の息子含む大異教徒軍がイングランドに侵攻、いくつかの国を支配しました。
『ヴァルハラ』の本編開始は872年です。
過去編主人公はノース人のヴァイキング。とある事情でイングランド移住を決意します。
今作も主人公の性別を選択できますが、「アニムスに任せる」ことも可能。なぜかエイヴォルは複数のDNAを持っていて、アニムスに任せるとシーンによって記憶の強いDNAの方に切り替わります。プレイ中にいつでも性別は変更可能です。
私は「アニムスに任せる」を選んで全クリまでプレイしましたが、ほとんど切り替わらないので、途中から性別設定のことを忘れてプレイしてました😅
エイヴォルのDNAの秘密は本編で明かされます。
イングランド移住を目指して、定住地を発展させるとともに、周辺地域と同盟を結んで味方を増やしていきます。こちらの同盟地図を基にメインシナリオが進んでいく感じ。
一見すると、過去作にあったエリア解放システムを彷彿とさせますが、今作は全く違います。いつものエリア解放ミッションは撤廃されました。
今作はRPGですから、地域ごとに濃いストーリーがあり、クライマックスがあり、会話の選択肢だってあります。時には城を攻め落とす大規模な戦いをしたり、時には外交的な手段で解決したり、様々なドラマが展開されます。
細かい進め方についても、ヴァイキング流に襲撃するか、それとも隠密行動するか、プレイヤーの思うがままに選択できます。
同盟地図を基にストーリーを進めていくと、ある段階で現代編の佳境を迎えます。
初見プレイ時は「佳境に入ったな」という実感は全く無くて、何も考えずに進めたら現代編の結末を迎えてしまい、とても驚きました。事前にセーブデータを分けておくとか、そういった準備もできませんでした。ネタバレになってしまうので詳細は伏せますが、衝撃の結末でした。
古き良きRPGは結末を匂わせるメタ発言がよくありましたよね。「ここから先は進んだら引き返せないぞ、やり残したことがあるなら今のうちだ」ってやつです。そんな露骨なメタ発言が『ヴァルハラ』にあるわけもなく、初見プレイ時は全く気づかずに突き進み、心の準備がないまま思いっきり衝撃を受けましたよ。
(引き返せないって、教えてほしかったぜ……)
しかしながら、全クリ後に振り返ってみると、なんとなーく結末を匂わせるセリフはあったんですね。でも、初見プレイでは気づかなかったなぁ~~~!!
なぜここまで残念がっているのかというと、取り返しのつかない要素があるからなんです。だったら2周目プレイすりゃいいだろって話なんですが、このゲームはボリュームがものすごくて、1周プレイするだけでも100時間以上かかっているので、2周目までプレイする体力が残っていないんですね……。2周目プレイが容易でないからこそ、ショックなんです。そこが個人的に残念でした。
(この記事を執筆している12/29現在、強くてニューゲーム(NG+)モードは実装されていません)
前作と同じ要素としては、古き結社の討伐があります。前作と敵組織は違えどシステムはほぼ同じです。
結社メンバーの手がかりは前作より見つけやすくなったものの、相変わらず移動が大変でした。広いマップに対して高速移動ポイントが少ないので……。
古き結社の討伐も進行度に関わってきます。
今作は1つのクエストラインを終わらせただけでは物語の真相が判明しません。断片的な事柄が散りばめられていて、全クエストを最後までやると真相が見えてきます。
海外ドラマみたいだなと思いました。最初は謎ばかりで盛り上がりもなく淡々と進むけど、後半から怒涛の展開で一気に面白くなるやつ。
進行度100%までやり込んで真相が分かった時、すごく満足感を得られました。特に過去作をプレイ済みだと、シリーズの繋がりも知れて面白かったです。
今作ならではの要素は、修道院の略奪。
定住地を発展させるには資源が必要です。「鍛冶屋を建てたいけど資源がない?じゃあ今から略奪行ってくる」のノリで修道院を襲撃します。
(そこまでするか!?ってくらい破壊しまくるヴァイキング達)
略奪した資源を消費して定住地に施設を建てると、釣りなどのアクティビティが増えたり、イベントが発生したりします。
何から建てればいいのか分からない場合、主人公の部屋で「定住地の状態」を確認すると、優先して建てた方がいい施設が分かります。
わーわー襲撃するなんて全然アサクリっぽくないじゃん!と最初は感じるかもしれません。中盤に差し掛かる辺りからアサクリ要素入ってきますので、最後までじっくりプレイしてみると印象が変わると思います。
(最後というのは、進行度100%に達するまでですよ)
難易度選択の幅広さ
戦闘の難易度だけでなく、戦闘力(レベル)調整、ステルス難易度、一撃暗殺のオン/オフ、探索の難易度が選べるようになりました。
前作は敵のレベルがプレイヤーレベルと同期する仕様でした。常にシビアな戦闘が楽しめる反面、キャラクターの成長を感じにくいという欠点がありました。
今作はプレイヤー側で敵のレベルを調整できるようになったんですね。
私はデフォルト設定でプレイしましたが、高レベルになるとヌルゲー化しました。そりゃそうですよね。何十時間とプレイして経験値上がりまくったんだから、強くなるのは当然のこと。何の不満もありません。
ヌルゲーになるのが嫌な方は、敵レベルを引き上げるといいかもしれません。『ヴァルハラ』はそういった調整が可能です。
戦闘力システム
経験値メーターが溜まるとスキルポイントを獲得します。スキルポイントを使ってスキルツリーのステータスアップやパッシブ効果を取得していくと、キャラクターの戦闘力が上がっていきます。
スキルツリーは近接戦闘系、遠距離戦闘系、ステルス系の3方向に広がっています。
最初は大部分が非表示になっていて、隣接エリアに繋げていくことで徐々に明らかになります。最初から全体が見られないのはかなり鬱陶しいです。なんで隠すんでしょうか。
スキルポイントの振り直しは何度でも可能、1個ずつやり直すこともできて便利です。
地域ごとに推奨戦闘力が設定されています。低レベルでも強敵エリアに行こうと思えば行けますが、オススメしません。戦闘力90を超えるまではキツくて、どう頑張ってもレベル差がある敵には勝てませんでした。
前作『オデッセイ』は、強敵相手でも時間をかければ勝てました。前作は弓が強かったので、引き撃ちでじわじわ体力を削る戦法で勝てたのです。
今作はその戦法が通用しません。
素直に戦闘力を上げてから挑んだ方がいいです。
序盤は戦闘力がなかなか上がらなくて、このペースだといつ全クリできるんだろう……と謎の焦燥感にかられてしまいました。
でも、戦闘力90を超えた辺りから戦闘が安定してきて、レベル差100ほどのドクロマークの敵にも勝てるようになりました。
蓋を開けてみたら序盤がキツいだけでした。
成長の苦楽が序盤に集中してる感じ。
中盤以降は適当にスキル振っておいても大丈夫。面倒なレベル上げは無し!
キャラ育成をやり込みたい方には、物足りないかもしれません。
私は今作のシンプルさは好きです。
今作の目玉は探索要素
マップ情報がとてもシンプルになりました。主な項目は財宝、謎、収集品の3種類のみ。
「ビューポイント」でシンクロすると周辺情報が明らかになりますが、財宝、謎、収集品を示す青や黄色の点がマークされるだけです。具体的に何があるのかは、近くまで行かないと分かりません。
- 財宝……装備品、アップグレード用素材、アビリティの書など
- 謎………ミニゲーム系、ワールドイベントなど
- 収集品…宝の地図、ローマの遺物など
探索で入手できるアイテムはどれも意味のある物ばかりです。
前作はレベルアップでアビリティが習得できましたが、今作はアビリティの本(知識の書)から習得できるようになりました。
武器・防具に関しても、今作は主に宝箱から入手できます。
装備のアップグレード素材は店で購入可能ですが、宝箱を見つけた方がまとまった数を入手できます。ヴァイキング流に略奪しましょう。
無理して宝箱を探さなくても進行に支障はありません。なんとかなります。例えば、装備品を全く収集していなくても大丈夫、初期装備だけで全クリできます。アップグレードすればルーンが付けられますからね。
今作はロケーション目標が廃止されたので、コンプリート率とか気にすることなく探索できました。
近くまで行かないと何があるか分からないのは、リアルだけど面倒くさいと思いますよね。
お金を払ってマップ情報を入手する方法があるんです!熟練の旅人というランダム出現NPCがいて、情報料を払うとアイテム・イベントの場所を教えてくれます。
また、定住地に「地図製作所」を建てれば、財宝の場所を記した地図を購入できます。
この方法、冒険感が出て良いなぁと思いました。
前作と同じく相棒がいます。今回はカラスのスニンです。
ただし、能力は前作と異なります。スニンは敵・クエスト関連ターゲット・アイテムの詳細をマークしません。ターゲットなどは大まかな場所が表示されるだけなので、自分で行って見つける必要があります。
ヴァイキング流に大暴れしてもいいし、ステルスでこっそり接近してもいい、行き方は自分で選べます。
宝箱は簡単に開けられなくなりました。ガッチガチに略奪者対策が施されてます。
扉がかんぬきで閉められていたり、隠し通路があったり、宝箱に鍵がかかっていたりして、中身を入手するにはちょっとした謎解きをする必要があります。
宝箱が施錠されている時は、大抵メモが残っています。なぜ鍵をかけたのか、家主はどこに向かったのかが推測できるようになっています。ストーリー性があって良いなぁと思いました。
昔のアサクリは屋上に宝箱が無造作に置いてあって、数だけ多くてひたすら開けるだけの作業になりがちでしたからね。
でも、プレイ時間が長くなってくると謎解きに疲れてきます……。
とにかくゲーム全体のボリュームがすごくて圧倒されてしまうんです。ストーリーが面白いから早く先に進みたいという焦りも相まって、いちいち謎解きするのが嫌になってきてしまう。
私は途中から、取り逃したくない物以外は無視して先に進むようにしました。必要な物だけ奪って素早く撤収していくヴァイキング、それもいいじゃない。
サイドクエストが廃止された
今作はメインクエストのみジャーナルに記載されるようになりました。めっちゃシンプル。
メインと関連がないご当地クエストは「ワールドイベント」になりまして、ジャーナルに載りません。
細かいクエストがジャーナルに溜まりすぎて、何から手をつければいいのか分からない…という状態にはなりません。
「●●に届ける」「●●を倒す」とかコピペクエストでジャーナルが埋まるより、今回のワールドイベント式の方が楽しめました。
ジャーナルに載らないので、次の指示やクエストマーカーが表示されません。
会話や手紙から次にやることを推測します。たまにエイヴォルがヒントを喋ることもあります。
ひと昔前のオープンワールド系RPGによくあった仕様じゃないでしょうか。少し懐かしさを感じたものの、私も今ではすっかり指示待ちプレイヤーと化していて、クエストマーカーをひたすら追いかけることに慣れきっていたから、最初はどこに行けばいいのか分からず戸惑いました😅
初心に戻ったような気分です。オープンワールド系RPGの面白さって、自分で道を見つけることだったんですよね。それなのに、いつの間にかクエストマーカーしか目に入っていなかったんだなぁと、ハッとさせられました。
笑える話が多かったし、さくっと終わる短いストーリーで良かったです。たまに斜め上な解決方法で終わる時もありますけど。
イベントを途中で止めても問題ありません。再び訪れると最初から会話が聞けます。この緩さが丁度よかったです。
イベント終了後もNPCを追いかけて観察すると、セリフが聞けたりする時もあって面白かったですね。
ミニゲームたくさん!
ボードゲームのオーログが面白かったです。見かけたらつい遊んでしまう。
『3』や『4』のボードゲームを一切やらなかった私でも、オーログは遊びまくりました。
(ミニゲームにハマるからプレイ時間が長くなるんだよ……)
飲み比べ勝負!タイミングよくボタンを押そう。エイヴォルがよろけたらスティックを逆方向に傾けて立て直そう。
別ゲーですが『ウォッチドッグス』の飲み比べゲームは難しくて、途中で断念したことがあります。あれに比べたら『ヴァルハラ』は易しい。最後まで遊べました。
飲み比べ、オーログはミニゲームだから興味ない人はスルーでOK……とは言えません!
とあるクエストに関わるので、1度は勝たなければならないんです!
ミニゲームに興味ない人でも1回は勝たないとならないって辛いかも。うーん。
口論詩も面白かったです。韻を踏んだ言葉で殴り合う、ラップバトルです。
相手の言葉をよく聞いて、上手い返しを選択しよう。口論詩に勝利するとカリスマレベルが上昇します。
カリスマレベルが高いと会話中に特別な選択肢が出現。相手を説得して戦闘や面倒事を回避できたりします。
ミニゲームは他にも色々ありますが、記事がめちゃくちゃ長くなってしまうので割愛。
全てが面白かったわけではなく、私が合わなかったやつも書いておこうと思います。
それは積み石です。一定の高さまで慎重に石を積み上げるアートなミニゲーム。
集中力と繊細な操作が必要になりますが、私は超苦手でした。
エイヴォルの家族エピソードが聞けるので、本当は全部やりたかったんですけど途中で断念しました😭
あと、タトゥー集め。飛んでいく紙切れをフリーランで追いかけて回収するミニゲーム。『3』『4』でもありましたね。
今作の紙切れは終着地点で一定時間留まるようになり、いくらか回収しやすくなってました。でも、今作はパルクールがやりにくいから苦痛でした……。
操作性に難あり、フリーランやりにくい
操作性がひと昔前に戻った感じです。
もっさりパルクール、NPCやアイテムにインタラクトしにくい、武器を真っすぐ振ってくれない等。地味にストレスです。
過去編ではパルクールをほとんど使いませんでした。シリーズ1作目からプレイしているけど、一番使わなかった作品だと思います。
ちょっとした段差や障害物に引っかかりやすく、フリーランが続きません。もっと酷いと、キャラが引っかかって別の場所にワープするバグが発生することもあります。せっかくステルス潜入したのに、途中で段差に引っかかって敵の前にワープして台無しになった時にはイラっとしました。
もっっと酷いと、キャラが空中にワープして無限ロードに陥るバグが発生します。
最初見た時は笑えたけど、無限ロードになって笑えなくなりました。
今作のもっさりパルクールについて、海外プレイヤーのレビューで「エイヴォルは隠れし者の修行をしていないので、パルクールが遅いのは理にかなっている」という意見を見て、なるほど!と思いました。イーグルダイブも最初は出来ませんからね。もしかしたら、意図的にゲームプレイの快適さを犠牲にして、設定に基づいた動きにしているのかもしれません。知らんけど。
(『4』のエドワードも修行していないけど、完璧な身のこなしだったなぁ。やっぱり彼はバケモノだったんだ…)
今作でパルクールを駆使する場面は、アニムス異常現象という別途アスレチックステージでしょうか。
アクション性が高かった頃のアサクリ作品には、パルクールを駆使して進むアスレチックダンジョンがありました(アサシンの墓所、ロムルス教徒のアジトなど)
あの頃を彷彿とさせ、懐かしさを感じるアスレチックステージに挑戦できます。
(しかし、旧作未プレイの方はアサクリのパルクールアクションに慣れていないと思いますので、いきなり別次元のアスレチックステージが出てくるのは戸惑うかもしれません😅)
それと、武器を真っすぐ振ってくれない件。正面に向けて斧を振っているはずなのに、キャラが斜めを向きます。そのせいで扉のかんぬきや鉱石が一発で壊せない。かんぬき壊すのに何回武器振るんだよ!!とイライラしてしまう。
短剣なら真っすぐ振りますので、探索中は短剣をオススメします。
一撃暗殺が復活
ストーリーの早い段階からヒドゥンブレードが使えるようになります。
お久しぶりのエア・アサシンSE付き!シャキーン!
ヒドゥンブレード(アサシンブレード)が使えるだけでもアサクリ感出ますね!!
前々作『オリジンズ』では、レベル差がある敵だとヒドゥンブレードで倒せませんでした。
今作は、どんな敵でも一撃暗殺が可能になるスキルがあります!暗殺時にタイミングよく攻撃ボタンを押すと、強敵でも一撃で倒せるようになりました。
また、オプションで一撃暗殺のオン・オフが選べます。オンにすれば最初から一撃で倒せます。
ただ、ごく一部のボスと狂信者は暗殺できませんでした。
できない敵いるんかーい!
絵画のような景色
遠景がすごい綺麗で、絵みたいでした。画像だと画質落ちてますが、実際プレイすると感動するくらい綺麗です。天候の変化もリアルになりました。
中世の神秘的な雰囲気。時々ファンタジーっぽさを感じます。
ノルウェーの雪山。雲間から照らす光と影が綺麗でした。
サイレント規制騒動
PC版も規制バージョンなので、この件は無視できない……。
どんな騒動だったのか簡単にご説明しますと、アジア版で流血表現がサイレント規制されていて、アジア地域で炎上したことが発端です。日本以外の国は早々に規制解除パッチ配信が決定しますが、UBIJAPANは「関係機構との協議の上、日本で発売可能となる表現修正に流血表現も含まれることになった」と発表。関係機構とはCEROのことなのか?と物議を醸し、CEROを巻き込んだ騒動に発展しました。一時期、PC版は無規制バージョンが購入可能だったり、めちゃくちゃになる。
最終的に、UBIJAPANは「流血表現がオンにできないバグだった」と発表。約1カ月後に修正パッチが配信されました。
この騒動で一番残念に思ったのは、UBIJの宣伝に対してです。今後、発売前の情報はちょっと疑いの目で見てしまいそうです。
別ゲーですが「ウォッチドッグス
レギオン」のエイデンの声優変更も事前告知なかったですし、残念です。
まとめ
個人的に、前作より好きです。全クリ後の満足感は『ヴァルハラ』の方が高かったです。とはいえ、何度も書いてますが、ボリュームがすごすぎる……。この膨大さは人を選ぶと思います。せめて高速移動ポイントを町の入口にも設けてほしかったです。
【2023年5月追記】
ニューゲーム+が実装されたら2周目をプレイして、ストーリーの感想を書こうと思っていたのですが、ニューゲーム+は実装されないようです。
ストーリーの感想記事は無期延期します。
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