【雑記】アサクリ オリジンズ感想(1/2)

2019/01/25 2

Assassin's Creed Series

PC版Gold Edition『アサシンクリード オリジンズ』を全クリしたので感想を書きました。

●簡単な感想
・すごいボリューム(DLC含めて128時間プレイしました)
・緊張感ある戦闘(DLCまでやると最後の方は疲れてきちゃいましたが)
・難易度4段階、オプションでいつでも変更可能
・フォトモードが楽しい
・過去作のシステムから変更された部分が良かった
・主人公に感情移入しまくり
・ストーリーは最後までクリアしてからやっと理解
・現在編は再々リセット(?)されたのか、新たな主人公でスタート

以下、ネタバレ含む感想文です。過去のアサクリシリーズとも比較しています。



●すごいボリューム

「砂漠はいくつも顔がある」と主人公バエクさんも言っている通り、砂漠の中をラクダor馬で移動しているだけでも面白かったです。


激しい砂嵐で視界が奪われたり、


地平線にオアシスが見えたり(蜃気楼!?)


燃えるような夕日に目を奪われたり。


きのこのような岩がはえた白い砂漠・・・。


たまに盗賊に襲われたりするんですが、倒した後にまた戻ってみるとハゲワシが群がっていて驚きました・・・。砂漠すごい。
広大なマップを自由に歩き回れます。登れない岩とかほとんどありません。ピラミッドにも登れるし、内部も探索できます!
(砂漠の画像だけで何十枚もフォトありますが、この辺で貼るのやめておきます・・・)


古代エジプトの建造物も圧巻(↑の画像はソベク神殿だったかな)


ピラミッドが見えてきた時はわくわくした!!


フォトモード(左右スティック押し込み)で一時停止、UI非表示、色味や明るさやぼかしなどの調整を行えて画像を保存できます。
マップ上で自分が撮影したフォトを見れるのも良かったですし、他のプレイヤーのフォトも表示されたりして面白かったです。


30時間プレイしてもマップはまだ半分しか埋まっていない状態でした。どんだけスケールでかいんだ、このペースだといつ全クリできるんだ、と途方に暮れました。
(本筋と全く関係ない素材集めばっかりやってたせいもあるんですが)
でもそこから最後まで一気に進められたので、心配する事なかったです。


今作はディスカバリーモードがあるので本当に観光気分を味わえちゃう。古代エジプトに興味がある方は何十倍も楽しめると思います。アサクリの良さが存分に発揮されています。


戦車レースや闘技場といったミニゲームもあります!


ゾウとの戦闘も!


神々の試練もあります!
今作はエンドロールがありません。本編クリア後も引き続き探索したりサイドクエストができますし、強くてニューゲームもできます。本当に盛り沢山。


●戦闘について
武器の種類がたくさんあるのは良かったのですが、今回の戦闘システムは苦手かもしれない・・・。難易度ノーマルで頑張ったけど、私には難しかったです。


上の画像は、隊長クラスの敵(左)が画面端からいきなり飛びかかってくる瞬間です。剣が光っているのは強攻撃。
敵は即時溜め強攻撃をこの距離からバンバンやってきて、食らうと体力ごっそり削られます。コレがものすごく苦手でした。
じゃあ体力を上げて数発耐えられるようにしようと思って、防具のアップグレード用の素材集めに走ったりしましたが、あんまり意味なかったです。こちらのレベルが上がると、敵も強くなっていくので・・・結局変わらない感じ。

あと盾持ちの敵は警戒状態に入ったら即時に盾を構えている状態になります。例えば、はしごや段差を登って来た瞬間など、一見無防備に思える隙を狙って素早く攻撃をしかけたとしても、問答無用で盾で弾かれてしまいます。
盾持ちに対して弱攻撃は絶対弾かれるから、パリィ(要スキル習得)するなりしてまず防御を崩さないとならないのが、正直わずらわしくなってきます。

それなのに!こっちは盾を構えるのをよく忘れます。(パリィは当然ながら盾を構えてないと出来ません)
戦闘状態が解除されると自動的に盾の構えも解除されるので、戦闘に入る度に意識して盾を構えなくてはなりません。
上記の隊長クラスがやってくる即時溜め強攻撃を警戒するあまり、距離をとってしまうと戦闘状態が解除されることがあります。


↑の画像のように、こちらが距離をとると敵は高い所に登ったりするなどトリッキーな動きをするので、戦闘状態が解除されちゃうんですね。えー!?って思ってると飛びかかってくるという・・・。
距離がある程度離れると、一部の敵は弓に持ち変えて引き撃ちしてくるんですが、そのせいで場所が悪いと変な動きになっちゃうのかな。うーん。予測できない動きをするので、難易度高くなってると思います。
(でも上手い人のプレイ動画だと、クリティカル2発ぐらいで撃破しててスゲー!?ってなる。こんなに差が出るもんか……)

レベルを上げても、ミッションをクリアしても全然楽になりません。どんどん敵が強くなっていくのに、こちらの技術が追い付かない感じです。軽装の弓で連射されるとすごく痛いし、遠い所からでも確実に射抜いてくる高性能弓兵や盗賊ばっかりだし、槍はすごく攻撃範囲広いし、ステルスからのアサブレ1撃では倒せないような硬い兵士がいたり、煙幕ぼんぼん投げてくる敵が出てきた時なんて、『ユニティ』の煙幕ゲー逆バージョンってこんな感じかなぁと思いました。

こんな下手くそな私が難易度ノーマルで全クリできた理由は、Gold Editionに入っていた強い武器のおかげです。
・民衆の声(レギュラーソード)→即時溜め強攻撃ができる!
溜め強攻撃は敵の防御を解除することができますので、盾持ちに有効的でした。
・クレセントムーン(狩人の弓)→炎攻撃!
大抵の敵は炎に弱いです。序盤で大活躍でした。
・牙(シックルソード)→毒攻撃!
毒状態になると戦闘中でも度々行動を停止します(苦しがったり、嘔吐したり)
しかもどんどん伝染していくので、気づいたら皆死んでるってこともありました。最凶だと思います。しかし通りかかった市民や動物も皆倒れるという地獄絵図になることも・・・。街中で使うと罪悪感。
嵐の剣(レギュラーソード)→アドレナリン自動回復!攻撃ヒットで体力回復!
ボス戦で大活躍。DLCのラスボスに苦戦した時にもこの剣を使いました。


闘技場も私は上級の途中までしか進めてません。雑魚戦の繰り返しで疲れてしまいまして・・・。

雑魚戦は主に軽装の弓兵、盾持ちの下級兵、大柄な両手斧持ち(画像のやつ)が複数人出てきます。弓兵はすごく痛いし、盾持ちは面倒くさいし、大柄なやつは動き速いし攻撃範囲広いしで、雑魚戦といっても油断すると普通にやられます。
緊張感ある戦闘なんですが、そのぶん疲れてきちゃって。雑魚戦でこんなに疲れるなら、もうやめとこうって感じで闘技場は未完です;


素材集めのために、カバやワニ、ライオンといった野生動物を積極的に狩りましたが、カバつえー!!!!!
ワニもなかなか強敵なんですが、カバは1匹でワニの群れを潰していくほどの強さです。カバを狩る時は炎攻撃つきの弓(クレセントムーン)を使っていました。近づくの怖い。

ちなみに、素材を店で調達したい場合はスキルを習得する必要があります。私は最後までそのスキルを習得しなかったので値段等は分かりません。衣装以外の買い物をしなかったせいか、終盤は所持金が無駄に貯まりまくりました。
(素直に店で買ってもよかったかも)

戦闘に関しては不満ばかり書いてしまいましたが、過去作のマンネリ脱却という部分では非常にいいと思います。
過去作では敵に囲まれてもバッサリ斬り倒せたんですが、今作はごり押ししようとすると普通にやられます。
『シンジケート』では、慣れてくるとどの武器を使っても同じだなと思ったのですが、今作では武器の特徴が全く違いますし、使い分けが重要です。「どうせ最後はレギュラーソードしか使わないだろ」と思ったらそうでもない!
ボス戦に関しては、プレイ動画を見ると人それぞれ武器と戦い方が違っていて、面白いなぁと思いました。


●ステルスについて

警戒地域に入ったら、セヌを呼んで索敵するというのが今作の流れです。セヌで敵をマーキングすると壁越しでも見えるようになりますし、ロケーションの情報(宝の位置や指揮官の数)も判明します。

今作は弓が楽しかったです。
構えると一人称視点になる捕食者の弓ならヘッドショットを狙いやすいです。
(ヘッドショットで倒した時の爽快感といったら!!)
ただし捕食者の弓は矢が10本くらいしか持てないので、弓1本だけで殲滅するわけにもいかないという難易度バランスになっています。
そして他の敵が目撃すると、矢がきた方向を調べに行くんです。一か所でじっと矢を放つプレイをしていると、調べにきた敵に直ぐ発見されてしまいます。工夫が必要です。


こういう大きな砦に侵入する時ってわくわくしますね。
敵の数も多いですし、1カ所に突っ立っている兵士はほとんどいません。交代して休憩したり、訓練し始めたり、他の兵士と会話したり、昼間だと外から巡回兵がやってきたり、常に動きがあります。
弓兵用の矢が多数設置されているので、矢の残数を気にすることなく撃ちまくれるのも楽しかったです。


過去作で出来たことはひと通りできます。
草むらに隠れて口笛で気を引いたり、頭上からのエア・アサシンも。カバー・アサシンというコマンドは無いんですが、壁越しに暗殺ボタンを押すと自動的にカバー・アサシンっぽい仕草になります。
ダブル・アサシンはさすがに出来ません。
(『2』の時に、アルタイルの写本を元にレオナルドがアサブレを改良したという設定なので。『オリジンズ』の時代では登場せず)
その代わり、チェーンアサシンというスキルが登場。ダブル・アサシンと違って少し離れた所にいる敵も倒せるのは良かったです。

敵の感知度は難易度によって変わるのかな?
『ユニティ』もそうだったんですが、横から近づいても意外とバレないです。
しかし死体を見つける等で一度警戒状態になると(頭上に【!】がついてる時)、『4』並の視界の広さで捜索し始めますので、身を隠さないとあっさりバレてしまいます。
簡単でもないし、理不尽なほど難しくもないという感じ。
戦闘が苦手な私にとって、いかに発見されずに敵を減らせるかは肝心でした。セヌのおかげで攻略しやすいのはありがたかった。

セヌ大好き。


●過去作からの変更点

ビューポイントをクリアしなくても、ある程度マップが表示されるようになりました。新しいエリアに行ったら真っ先にビューポイントをクリアしなきゃ!っていう従来の流れから変わりました。
ビューポイント達成の利点は、高速移動が可能になることです。あとセヌの感知範囲も良くなって、広範囲の敵を一瞬でマーキングできたりします。


サイドクエストも1つ1つが短くなって、遊びやすくなったように感じます。
例えば『ユニティ』で犯罪現場を推理するクエストがありましたが、とても面白かった反面、容疑者が浮上する度にあっちこっち行き来しなきゃならないのがちょっと大変でした。
今作はそういった長丁場クエストはなかったと思います。
その分、ストーリーは控えめ。
(サイドクエストのストーリーは『シンジケート』の方が面白かったかも)


収集要素が減りました。個人的には嬉しい。
今まではマップ上に収集物が所狭しと表示されていたイメージでしたが、今作のマップはすっきりしています。
収集要素の何がツライって、中途半端にやっても意味を成さないところ。全部そろえないと報酬にたどり着けない。「達成率〇〇%」とかいうやつも。そのシステムが撤廃されたのは嬉しい。
その代わり、チート装備のご褒美はなくなりましたけどね。
(『3』でいうキッド船長の財宝とか、『4』や『シンジケート』のチート防具とか)

ハクスラ要素が追加されました。
宝箱から自分のレベルに応じた武器が手に入ります。たまにレアが出たり。
必要なかったら解体して素材にできます。


サブ目標(フルシンクロ条件)が無くなりました。
正面から殴り込んでもいいし、ステルスで進めてもいい。焼く、轢く、毒殺、殴り倒す、バーサク状態にして同士討ちさせる、動物に食わす、逆にターゲット以外は極力殺さないプレイなど、何でもいい!

現代編の主人公も変わりました。映画版の流れを引き継いでいる感じです。
『シンジケート』のラストとは直接関係ありません・・・。
(いや、『シンジケート』の後どうなったのよ;)


長くなったので、ストーリーについての感想はその2に。

自己紹介

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あおは さき

ストーリー・世界観を楽しむことに重きを置くゆるゲーマー。RPGが大好物。
YouTubeにプレイ動画も投稿中。
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