【雑記】アサクリ4の感想 その1

2017/02/18 0

Assassin's Creed Series


3が面白かったので、アサクリ4(PC版)を購入してプレイしました!
とても面白い海賊ゲームだなぁ!
アサシン?うーん、その話はアブスターゴ社ではちょっとね・・・。


4本編およびアサクリシリーズのネタバレしまくりです。ご注意ください】
長くなりすぎて記事を分けました。



●現代編


前作から1年後、新たな主人公はアブスターゴ・エンターテイメントに就職したばかりの社員です。(プレイヤー自身ということで、一人称視点で進みます)
これまでの主人公デズモンドの物語は前作で終了し、今作から仕切り直しといった感じ。


この部門では、遺伝子記憶から抽出したリアルな歴史をVR体験できる「アニムス」を開発中です。記念すべき第1作目「 レディリバティ」は大成功を収めました。

主人公は大掛かりなプロジェクト「サンプル17プロジェクト」に配属され、ヒット作になりそうな遺伝子記憶の調査を任されます。
サンプル17というのは、デズモンド・マイルズのDNAのこと。アニムス・オメガを使ってDNAに刻まれた膨大な歴史を調査し、イイ感じに売り出せそうな映像を探すわけです。
(他人のご先祖だろうと追体験できるようになったんですね。アニムスめちゃくちゃ進化してる)

主人公とマッチングしたのは、18世紀を生きた海賊「エドワード・ケンウェイ」の記憶です。
会社は「カリブの海賊」を題材にした長編作を考えているらしい。
(そういえば、パイレーツ・オブ・カリビアンの第5作目が2017年7月公開予定ですね)
初仕事で責任重大。「アニムス」の次回作が売れるかコケるかは主人公に委ねられている!さっそく遺伝子記憶の海をめぐりましょう。「エドワード・ケンウェイ」の記憶へ・・・。
というのが今作の現代編です。


デズモンド・マイルズって誰? サンプル17ってつまり17人目ってこと?
と疑問を抱いた主人公向けに、社内のパソコンをハッキング(ミニゲーム)することで情報を得られるようになっています。旧作プレイ済みの方はなるべくハッキングした方がいいかも。前作の後に起きた事、デズモンドの裏話など色々と分かりますしね・・・。
(デズモンドくん・・・;;)

現代編は一言でいうと主人公の受難。アブスターゴ社、テンプル騎士団、賢者、ジュノー、アサシン教団に振り回される。何も知らない新入社員をいいように使いやがって・・・。
これからどんな展開になるのか!!とわくわくする内容でしたが、『シンジケート』ではあんまり進展してなかったからなぁ(´・_・`)

●シリーズ未プレイの方にもオススメ
現代編は再スタートをきったとはいえ、シリーズ物なので根本的な設定は旧作を知らないと理解できないと思います。特にポリゴンおばさん(ジュノー)。
そこを差し引いても、シリーズ未プレイの方にもオススメできる作品だと思いました。

チュートリアルがしっかり目になっているからです。順序を追って色々なアクションを覚えられるようになっています。
アサブレの使い方から一つ一つ丁寧な練習が用意されていて、この時点で『3』とは大違いです。
(前作プレイ済みだと初っ端から狩りをやっちゃって、まだ装備していないアサブレのモーションが発動してしまったのは私だけではないはず;)

体力表示、マップの操作、仲間を雇える、群衆に紛れた時(ステルス状態)の分かりやすさなど、細かい仕様が『2』の頃に戻っていて快適です。


仲間を雇えるのがマジで嬉しい。尾行しながら盗聴ミッションが格段にやりやすくなっています。『3』では盗み聞きの内容が全く頭に入ってこないほど難しかったが、これなら会話を聞く余裕があります。
ストーリー後半になると仲間に頼れなくなりますが、それでも『3』に比べたら易しいです。
群衆に紛れた時もエフェクトがかかります。『3』は頭上に小さな点が付くだけで分かりにくかったので、これもありがたい。

サブ目標(フルシンクロ条件)も難易度を調整する為のモノではなく、ここはこういう攻略法でやってみましょう!強い敵にはアイテムを使ってみましょう!という案内になっている感じ。親切ですが、旧作プレイ済みの方にはヌルゲー気味かも。

●戦闘


『3』と比べると敵が俊敏です。攻撃を繰り出すまでが早くなり、カウンターの猶予も短くなりました。船上のごちゃごちゃした戦闘では敵が突然こっちに攻撃を仕掛けてきたりして、カウンターがほんと間に合わない。
敵の種類によっては攻撃方法や倒し方がやや面倒くさい。擲弾兵の手榴弾自体はどうって事ないのですが問題は爆発音。周辺一帯の敵が音に反応して集まってきちゃう。狙撃手は視力3.0以上あるんじゃないかってくらい索敵範囲が広い。撃たれると体力がごっそり減る。

こう書くと難しそうですが、ダートを使えるようになったらもう平気。擲弾兵はバーサク状態にすれば陽動として使えるわけだし、狙撃手はスリープダートで眠らせれば問題なし。


攻撃ボタン連打ではなかなか倒せないようになっていて、相手に合わせて攻撃手段を変えなくてはならない。アクションゲームの良さが詰まってます。
今作は悪い噂システムがありませんから大暴れしてもOK!!
(フルシンクロ条件にステルス行動があったらアウトですが)

二本の剣で両肩をバッサリ斬って相手が倒れた所をさらに斬る。乱暴で容赦ない感じが海賊っぽい。

不満点は、武器の種類が減った事、タゲ判定がコロコロ変わって戦いにくい事、ダブルカウンターはごくたまにしか発動しなくなった。
戦闘は『3』の方が楽しかったなぁ。

●オープンワールド


18世紀の西インド諸島を海賊船で気ままに行き来できます。
オープンワールドですが、エリアごとに難易度が設定されています。本編と探索をバランスよく進められるように出来ていますので遊びやすいです。

海がめちゃくちゃキレイ。生き物かわいい。

海賊プレイを思う存分味わえます。

船の操作性は『3』から大幅アップ。滑らかに動くようになって、まるで波に揺られているような没入感があります。天候の変化も強く感じられます。海が荒れると思うように動かせなくなるからです。

海戦も楽しいです。片っ端から船を襲って強奪するもよし、望遠鏡でレベルと積荷を確認してから計画的に襲撃するもよし。
襲った船の対処も複数あります。ケンウェイ交易艦隊(前作で例えると弟子システム)に加えて資金稼ぎする、完全に破壊して積荷だけ頂く、手配度を下げる、解体して自分の船を修理する。

難易度(小)から(中)のエリアに移動してきた辺りが一番難しいかも。船の強化資材である金属が圧倒的に足りなくなるからです。


金属の狙い目はケイマン湾周辺です。スペイン船とイギリス船の激戦区なので、不利な方を襲うというハイエナができます。もちろん、望遠鏡で金属を積んでいる事を確認しておきます。
あとはナヴァッサ。金属を積んだ船が1隻でいる事が多く、1対1で戦いやすいです。
難易度(強)のエリアに行けるようになったら、金属100個以上積んだ船がゴロゴロいるので困らなくなりますね。


本編を進めると潜水鐘を購入できるようになり、沈没船の探索もできます!
設計図が回収できる重要な探索ポイントとあって、やや難しめ。武器防具なしで体力が低くなる上に酸素メーター(要は時間制限)も気にかけねばならず、海のハンターがここぞとばかりに襲ってきます。
エドワードは泳ぎが上手いとはいえ、魚には敵わない。サメを避ける方法も一応あるけど無理ゲーだろ!!もう噛まれる覚悟で進むしかない。サメがウザイ
(食われてもグロい死亡シーンは無いので大丈夫・・・)


銛漁も可能です。白鯨を発見できました!!
サメは動きが速くて怖い。適当にやっていたら殺される!という恐怖があります。臨場感たっぷりです。
ただ、キャラクターの音声がおかしくて銛漁中は爆音になり、心臓に悪いです。スピーカーの音量を下げないと;


砦を襲撃して横取りすることもできます。制圧後は周辺の船へ砲撃を行い、支援してくれるようになります。また、サブミッション「海洋コントラクト」を受けられるようになります。


海だけじゃない、陸でも出来る事がたーくさんあります。
マヤの遺跡を探索して「マヤの石」を収集したり、船員たちの歌が増える「船乗りの歌」の収集、『3』でもあった狩りもできますし、絡まれている船乗りを助けて自分の船に勧誘したり、酒場で情報を仕入れたりなど。

これだけ盛り沢山なのに作業ゲーとは感じませんでした。
例えば、ミッションの合間に街中を移動 → 酒場を見つける → 店主に情報を聞く。宝の地図の場所が分かる → 近くまで行った時に地図を拾う。財宝の場所が分かる → 近くまで行った時に地図を広げて埋められた宝箱を探す
このお宝探しの過程も楽しかったです。やる事が沢山あって飽きないです。

●今回のミッションについて

絞首刑になる前にロープを撃って助けるとか、海賊映画にありそうなミッションじゃないですか!!!

今作は海賊の話です。テンプル騎士団とアサシン教団はもちろん関係してくるんですけど、あくまでもメインは海賊。
主人公は天賦の才でアサシンの技術を自然と身につけている野生のアサシンなので、これまでのシリーズ同様アサシンプレイもできますが。

最初は違和感ありました。最序盤から「暗殺ミッション」を受けられるのですが、主人公はアサシンじゃないからなぁ(;´・ω・) とモヤモヤ。
本編を進めたら「暗殺ミッション」の説明もありまして、それからは資金稼ぎの一環としてアサシン側のサブミッションもやるようになりました。
いつものフルシンクロ条件がお金に代わっているところが海賊らしいですよね。依頼通りに暗殺できたらボーナスが支給されるシステム。

海賊の話がこれまた面白い!

オープンワールドの弊害というか、話の順序がおかしい時があります。
説明される前から「暗殺ミッション」が受けられる状態だったり、主人公がまだ自分の船を所有していない時期から船員を勧誘できたり、本編で仲間が抜けたのにサブミッションではまだ居るかのように音声だけ流れてきたり。その辺はしょうがないですね。

あとミッション中の天候。
「●●号を見つける」というミッションでは濃霧で視界が真っ白になります。演出なんだろうけど、正直ちょっとイラっときます。見つけた途端、晴れるしね(`Д´;)
「海洋コントラクト」だったかなー、船を全隻沈めるというミッションでは大嵐になりました。そして終わると晴れる。

金について。船の強化などミッション攻略に必要であろう経費は確保できたんですが、隠れ家(グレートイナグア)の改装までは出来ませんでした。装備もあんまり購入してないです。
「終盤は金が余りまくる」というレビューを見かけるのですが、資金調達のコツがあるのでしょうか; 砂糖やラム酒を積んだ船を襲うとか、狩りで稼ぐとかかなぁ。
金はいくらあっても足りない状況でしたね。

感想その2に続く

自己紹介

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あおは さき

ストーリー・世界観を楽しむことに重きを置くゆるゲーマー。RPGが大好物。
YouTubeにプレイ動画も投稿中。
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