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Watch Dogs
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PC版『Watch Dogs 2(ウォッチドッグス2)』全クリしたので感想を。
前作より全面的にパワーアップ、オープンワールドの楽しさがたっぷり詰まった作品でした。
いやしかし、最近のオープンワールドゲーはすっごい進化してますね。とても面白かったです!!!
ゲーム内容については公式サイトへ!
http://www.ubisoft.co.jp/wd2/
●前作と変わった所
・全体的に難易度のバランスが良くなった!
・ファストトラベルできる場所が大幅に増えた!
・新アイテムによりステルスプレイがやりやすい&楽しくなった!
・探索と収集系アイテムの重要性が増した!
・主人公の服や小物のデザインが大幅に増えた!
・ストーリーに緊迫感・焦燥感がなくなり、陽気で快活な雰囲気になった!
・持てる武器の数が減った(2種類+スタンガン)
・クラフトが無くなった(爆弾等は時間経過で補充)
・主人公の目的が漠然としており(デッドセック自体がそういうノリなので当たり前といえばそうですが)、ストーリーが分かりにくかった
これらの変更点について、詳しく書いていきたいと思います。
ネタバレありなのでご注意ください。
●難易度のバランス!
真っ先に挙げたいのは「車が運転しやすくなった」こと!
前作の運転に慣れた人なら、今作は軽々と車を操れることでしょう。操作性が向上した代わりに、耐久度は低くなったように感じます。2回ぶつかったら上の画像のようにボロボロになります。
本作も車にまつわるサブミッションがあります。「相乗りアプリ」で色んな客を乗せるというもの。大急ぎの客、なるべく安全運転で行ってもらいたい客、ワケあって車を追跡してほしい客など。客の要望通りに遂行すればアプリ上の評価が高くなります。
前作の「フィクサー契約」ほどシビアではなくなりました。時間制限にしても本作はゆとりがあります。
また、ステルスプレイがやりやすくなった反面、銃撃戦は死にやすくなりました。主人公が被弾に弱くなったからです。その代わり落下ダメージには強くなったので、2階ぐらいの高さから降りてもへっちゃらです。
本編での銃撃戦の回数はかなり減り(ハッカーですしね)、警察に追われる回数も減り、いきなり難しくなるミッションというのは無くなりました。
その代わり、警察の手配度MAXになるとめちゃくちゃしつこく追われるようになりました。普通にプレイしていたらなかなか手配度MAXにはならないと思いますが。
こんな感じで、簡単になった部分と難しくなった部分のバランスがとれており、各段に遊びやすくなりました。
●新アイテムとステルスプレイ!
ダクトやちょっとした隙間からジャンパー(ラジコンカー)で侵入できます!
こっそりアイテムを回収したり、PCに接続したり、セキュリティをオフにできたり、スキルを取得すればジャンプの高さが増すし、敵を挑発できるし、爆弾も設置できるし・・・もうこいつだけでいいんじゃないかなって気がしてくる便利さ。
(データを回収する時は主人公が行かなくてはダメなので、さすがにジャンパーだけではクリアできません)
クアッドコプター(ドローン)も最高!
3Dプリンターで作成可能です。私は最初に服と武器を買いまくって金欠になってしまったため、しばらくドローンが作れないプレイをしてました。やっと手に入った時は、こんなに便利なのか!とびっくりしました。
上空から索敵できるので敵の巡回ルート、エリアマップの把握もできてステルスプレイの助けになります。
高所にあるリサーチ(スキルポイント)のハッキングにも重宝します。わざわざ登っていかなくてもクアッドコプターを飛ばせばOKですからね!
やたらと「便利!」と書いていますが、マジで便利なのでコレに頼るプレイになりがちです。爆弾投下スキルを取得してしまうと、エリア一帯を殲滅できちゃうくらい超便利なので、どうしてもコレに頼ってしまいます。
スタンガンで気絶させた敵を運んで隠したりできればよかったんですけど・・・。その場に倒れるだけで、時間経過で復活してしまいますからね。近接攻撃(テイクダウン)はモーションが大きい&長めなので閉所だと他の敵に気づかれやすく不利。
・・・となると、爆弾投下が一番楽なプレイになってしまうんですよ。もちろん全てのミッションに通用する攻略法ではありませんが。
あとはスキルを取得すれば、特定の人物を指名手配犯に仕立て上げて警察に通報することもできますし、ギャングの標的に仕立て上げることもできます。
●探索の楽しさ!
とあるロケーションで写真を撮ると、インスタみたいなアプリに投稿できます。
いいね!稼ぎしたくなるのは何故だろう。
UBIサンフランシスコにも来たよ!映画版アサクリのポスター!
(前作にもアサクリの小ネタがありましたね)
クアッドコプターを使って撮影もできます。
温かみあるサンフランシスコの街並み。
景色を楽しみながら探索するもの楽しいです。今作は収集系アイテムの重要さが増しました。
今作でも銀行口座のハッキングは可能ですが、入手できる金額が大幅に減りました。そこで重要になるのが「現金袋」です。現金袋でまとまった額が手に入りますので、積極的に狙った方がいいんですね。
中にはただの換金アイテムしか無い時もありますが。
そして「リサーチポイント」、これはスキルポイントになりますのでキャラクターを強化できるわけです。特定の「リサーチポイント」をハッキングまたは回収しないと取得できないスキルもあります(爆弾投下スキルもそうです)
というわけで、おまけ的な収集要素ではなくなりましたので探索しがいがあります。
クレーンを使って高層ビルや色んな所に登れちゃう!
クアッドコプターを飛ばすだけじゃなくて、実際に登れるのも面白いですね。
ゴールデンゲートブリッジにも登れますが、高所恐怖症だとビビる高さ!
●ミニゲームもあるよ!
ヨットレース!風を読んで進路を考えよう。ヨットを購入すると参加できるようになります。イージーから難易度高っ!と思っていたら、ハードのショートコースが1番楽でした(;・∀・)
ドローンレース!街中を駆け抜けろ!
Lスティック押し込みが苦手なので、ほとんどブーストを使わずにやったらギリギリでした。他のミニゲームはなんとかゴールドを取れましたが、ドローンレースだけは全然ダメ;(ブースト使えって話なんですが)
●終始ハイテンションなストーリー!
前作のラストでも示唆されたように、ctOSは「2.0」にバージョンアップし、今やアメリカ全土に導入されました。
ctOSの監視システムにより、潜在的犯罪者に仕立て上げられた主人公マーカスが、ctOSサーバー施設に侵入する場面からスタートします。
前作プレイ済みの方は、ボタン配置が変わっているので確認のチュートリアル。前作未プレイの方は、一気に説明されるのでやや大変なチュートリアルかもしれません。
侵入した目的は「デッドセック入団試験」も兼ねています。主人公マーカスは自分の記録を抹消することで、自由とデッドセックへの入団を勝ち取るのです。くたばれブルーム!
さっそくデッドセックのメンバーと一緒にフォロワー稼ぎから始めます。
(改造アプリをフォロワーがダウンロードしてくれればデットセックの処理能力が上がってどうのこうの)
・ボボ・デークスの新曲を独占しようとしている大手製薬会社CEOを出し抜く
・ジミー・ジスカ主演の新作映画「サイバードライバー」で登場した「喋る車」を盗み、デッドセック仕様に改造して街中を爆走(サイバージャスティス!)
・新興宗教団体「ニュードーン」のインチキを暴く
(モデルはサイ〇ント〇ジーでしょうか・・・)
・個人情報を保険会社などに不正売買しているHAUM社の実態を暴く
・HAUM社のトップに恥をかかせる
そうして世間の注目度はうなぎ上り。
しかし順調に進んでいたのもここまで。ブルーム社最高技術責任者ドゥシャン・ネメックの罠にハマり、マーカスは警察に通報されてしまいます。
マーカスは追われる身になってしまいましたが、まぁそれはそれとして。
メンバーでスウェルター・スケルター・フェスティバルへ!
(今作はとことん暗い雰囲気にならない)
スウェルター・スケルターが何なのか分かりませんが、展示品のひとつに前作のレイモンド芸術広場で見たようなドラゴンがありまして・・・もしや・・・。
レイモンドおじさんキター!!!
ベルウェザーとか大事なお話してるのに全然頭に入ってこないよ。誰か真面目な説明役はいないのか!!
(トビアスおじさんも一緒だったけど、はぐれたらしい)
これまでのデッドセックは思いつくままに行動し、世間の注目を集めることを第一にしてきました。レイモンドの登場により、ブルーム社の企み(ベルウェザーなど)を暴くという壮大な作戦へシフトしていきます。
レイモンドがいなかったら、ドゥシャン・ネメックの罠から抜け出せなかったでしょうね。
(シターラはなかなかレイモンドを信用しないのでハラハラしました。前作であんなに良い人っぷりを発揮したレイモンドが、デッドセックを引き裂くわけないだろうと思って・・・)
大企業のグーg・・・ヌードル社のサーバールームに潜入したり、FBIにも潜入したり、ガリレイ宇宙センターの深部に潜入したり、スリリングなミッションがあって面白かったです。
(案内役・警備役のロボットがかわいい。ピーピープー!とか言ったり)
ホレイショの件は唐突で、初見だと何がどうなったのか分からず;
せっかく社内トラブル解決したのに・・・って一瞬テンション下がったんですが、デットセックメンバーのノリは相変わらずなので、私も自然と本筋の話に気持ちが戻ってました。
ガリレイロケットに細工して衛星を乗っ取り、ついにブルーム社の広大なサーバールームに潜入します。ブルーム社の企みに数々の大企業から政府までも関わっている事が判明。次回作どうなっちゃうのってくらいスケールが大きい話になってきて、プレイしていてワクワクしました。
ここまで調べても黒幕ドゥシャン・ネメックの狙いがなかなか掴めずにいましたが、ついにニュース番組で知るハメになります。新しいプロジェクトを試すためにデットセックを利用していたんですね。
ドゥシャンを追い詰めるべく、奴の足場をじわじわと崩す作戦に。
シターラとレンチも操作キャラになり、メンバー一丸となって進めていきます。
締めくくりは、何も知らず余裕をかますドゥシャンに、マーカスが警察に通報してやるという見事な倍返しエンドでした。
しかし、あそこまでやったんだからブルーム社を潰せそうなのにって思ってしまいました。でもブルーム社を潰すっていうのはレイモンドの野望であって、デッドセック的には見せしめに出来たからいいのかなぁ。
最後のニュースでは「ブルーム社も衝撃を受けており、当局に協力する模様」と報道されていました。全部ドゥシャンの責任にしてうやむやに?
解決したようでしてないような・・・。
その後の「ハクティビストが増えている」という会話は次回作に繋がりそうですね。
(余談ですが、エイデン兄貴が相変わらずで安心しました)
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